明日、会社でなに話す?
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投稿者:

ZYAO22編集部

【笑顔つなぐ福祉のわ】悩みや迷いが成長の糧に 心音ケアセンター笠松(笠松町) 堀さんにインタビュー|介護職員クローズアップ やりがい聞いてみました

 

未経験で始めても働きながら国家資格「介護福祉士」がGETでき(しかも大半の職場であれば、職場が国家資格の取得のための費用を支払ってくれます)、本人の頑張り次第で出世も夢ではないのが介護の仕事。働き方改革に力を入れている施設は多く、ホワイト職場であり処遇改善も進んでいます。「ZYAO×福祉のわ」で、そんな福祉の仕事の魅力に迫ってみましょう

 

今回は「心音ケアセンター笠松」(笠松町)で介護職員として働く堀さんにお話を伺いました。

 

介護職員になったきっかけは

もともとは保育士を目指していたため、大垣市の清凌高校の保育福祉コースに進学しました。卒業後は保育の短期大学に進んだのですが、いろいろと迷いがでてきたため他の道を選ぶことにしました。

 

自分には何ができるだろうと考える中で、高校在学中に介護の入門資格と言われている介護職員初任者研修を修了していたことから、高齢者福祉の世界に進んでみようと思い、就職活動をしました。夜勤をすることに不安があったので、デイサービスを探し、昨年5月下旬に心音ケアセンター笠松に就職しました。

 

やりがいは

月に2回ぐらい、レクリエーションの当番が回ってくるのですがとてもやりがいがあります。「色紙づくり」「バレンタインのお菓子づくり」などの大まかな内容は決められていて、細かな内容を当番の人が考えるという形で進めています。難しすぎると時間内に終わらせることができませんし、簡単すぎると持て余してしまいます。ちょうどよい感じになるように本やネットで調べたり、お菓子づくりのときなどは家で試作したり、タイムスケジュールも事前に作ったりして挑んでいます。

 

画用紙や折り紙を使った工作は子どもの頃から大好きです。思いもよらない感じに出来上がることもあり楽しいですね。

 

利用者とコミュニケーションを取ることも楽しいです。中には、しっかりとお話ができない方もいますが、表情をしっかりみて、私に伝えようとしてくださっていることがわかるとうれしいです。

 

大変なことは

働き始めて1年がたち、一通りの仕事はできるようになりましたが、入浴介助や排せつ介助の時はふと、「自分が利用者の立場だったら、入浴やトイレのサポートなんてされたくないと思うだろうな」と考えてしまうときがあります。だからこそ、利用者の尊厳をできる限り守りながら行っていますが、慣れるにはもう少し時間がかかりそうです。もしかしたらこの点に関しては、慣れないままかもしれないです。

 

介護は、「人に見られたくないところを見たりしないといけない仕事」という一面があり、正直、気が引けてしまうこともあります。それでも、介護の仕事全般を通して考えてみれば、楽しくないわけではありません。悩みや迷いはありますが、それ以上に楽しい業務ややりがいがあるから続けていられます。これは介護以外の仕事だってきっと同じで、乗り切っていくしかないと思います。

 

職場の自慢できる点は

利用者からしたら私は孫、先輩職員からしたら娘のような年齢です。職場で一番年下ということもあり、皆さん本当にかわいがってくださいます。利用者も職員も皆さん優しい方ばかりで働きやすいです。この温かな雰囲気の中、スキルを伸ばしていきたいですね。

 

また、デイサービスを担当しているため、日曜日は休みです。短大時代の友達の多くは保育園で働いているので、休みが合って遊びやすいです。それぞれの職場でのことなどを話して励まし合ってリフレッシュに充てています。残業もほとんどなく、あっても30分ほどという点も自慢できる点だと思います。