人権週間記念のつどい 高橋源一郎 講演会「ぼくらの民主主義なんだぜ」開催
12月6日(土)午後1時30分~ 大東市立総合文化センター
令和7年11月28日
大阪府大東市
大東市は、12月6日(土)に小説家・高橋源一郎氏を招き、講演会「ぼくらの民主主義なんだぜ」を開催します。当日は、大阪産業大学 OSU舞龍団を中心とした留学生によるバンブーダンス、舞龍、ベトナム舞踊など、多文化共生の魅力を伝える多彩な演舞も披露します。
本市では、平成4(1992)年12月22日に「差別撤廃・人権擁護都市宣言」を行い、すべての人の人権が尊重され、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めてきました。今年も、12月4日から10日の「人権週間」に合わせ、市民の皆さまに人権をより身近に考えていただく機会として、「人権週間記念のつどい」を実施します。
講演では、高橋源一郎氏ならではの視点から、現代社会を生きる一人ひとりが民主主義をどのように捉え、どのように関わっていくのかについて、分かりやすく語っていただきます。
OSU舞龍団
また、多文化が自然に交流する本市の特色を活かしたプログラムとして、OSU舞龍団および留学生による演舞をオープニングアクトとして実施します。力強く華やかなパフォーマンスは、当日の大きな見どころとなります。さらに、平和なまちの実現を願って募集した「平和なまち絵画コンテスト」の表彰式もあわせて行います。
民主主義と人権について市民とともに考える機会であり、映像性の高い内容となっております。
<イベント概要>
・日時 :令和7年12月6日(土) 午後1時30分開演 (午後1時 開場予定)
・場所 :大東市立総合文化センター(サーティホール)
(大東市新町13–30、JR学研都市線「住道」 駅から約500m)駐車場は数に限りがあります(無料)
・料金 :無料
・定員 :1,000名(入場整理券が必要)
入場整理券は、サーティホール、アクロスなど、市内9施設にて配布しています(電子申請も可)
主催 :大東市・大東市教育委員会・人権啓発ネットワーク大東(ぬくもりネットだいとう)
<出演者のプロフィール>
≪高橋 源一郎(たかはし げんいちろう)≫
1951年広島県尾道市生まれ。 1969年横浜国立大学経済学部入学、1977年同学満期除籍。 二十代は肉体労働に従事し、1982年、小説「さようなら、ギャングたち」でデビュー。
主な小説に「優雅で感傷的な日本野球」(三島由紀夫賞)、「日本文学盛衰史」(伊藤整文学賞)、 「さよならクリストファー・ロビン」(谷崎潤一郎賞)、他に「ゴーストバスターズ」、「官能小説家」、 「「悪」と戦う」、「動物記」等々。
文芸評論として「文学じゃないかもしれない症候群」、 「一億三千万人のための小説教室」、「ニッポンの小説-百年の孤独」等。 他に競馬評論、エッセイ、翻訳等を手がける。
2011年4月から2016年3月まで朝日新聞論壇時評を連載。 2012年4月からNHKラジオ第一放送「すっぴん!」金曜日・パーソナリティ。
2005年4月から2019年3月まで明治学院大学国際学部教授。 2020年4月からNHKラジオ第一放送 「高橋源一郎の「飛ぶ教室」」土曜日午後9時5分・パーソナリティ
近刊に、長篇小説「DJヒロヒト」、「一億三千万人のための『歎異抄』」、「『書く』って、どんなこと?」 がある
≪OSU舞龍団≫
OSU舞龍団は、2012年に発足し、2018年からは大阪産業大学のプロジェクト共育の一つと して正式に選定された団体。
週に一度、メンバー全員が時間を合わせて練習を行い、基礎技術の習得はもちろん、夏合宿・冬合宿では毎年新しい技に挑戦するなど、常にレベルアップを目指して活動。
活動の場は大学内にとどまらず、地域のイベントやお祭りへの出演依頼を受けたり、近隣の小中学校での国際交流に参加したり、中国領事館主催の行事・祝典に出演するなど、お客さまの前でパフォーマンスを披露する喜びと、文化を伝える責任を強く感じながら活動を続けている。


