滋賀の宝に触れる、唯一無二の時間 「シガリズム体験」厳選2企画のご紹介
豊かな自然と伝統が織りなす特別体験
滋賀県は、日本最大の湖・琵琶湖を中心に、豊かな自然と深い歴史、そして受け継がれる伝統が調和する特別な土地です。四季折々に表情を変える美しい風景、古の時代から続く文化や技、そして人々の温かなもてなしで、訪れる人の心に残る特別な体験を届けます。滋賀の宝に触れ、心に響く感動を見つけに出かけませんか。
❖人間国宝 志村ふくみ 生誕100年記念 「志村とつくる源氏の紫」
滋賀県出身で染織家、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)志村ふくみ氏の100歳を記念した、特別な体験です。体験では、レクチャーを受けながら志村氏の制作にも使われている「日本ムラサキ(※)」でストールと糸を染め、ご希望により制作中の「都機工房(つきこうぼう)」にもご案内します。染めた糸は、志村ふくみ氏と、ふくみ氏の娘であり染織作家の志村洋子氏が名古屋帯に仕立て、後日体験者の方にメッセージを添えて届けられる嬉しい企画です。
<志村ふくみ氏の略歴>
滋賀県生まれ。染織家、随筆家。31歳のとき母・小野豊の指導で植物染料と紬糸による織物を始める。重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者、第30回京都賞(思想・芸術部門)受賞、文化勲章受章。京都市名誉市民。著書に『一色一生』(大佛次郎賞)、『語りかける花』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『ちよう、はたり』など多数。作品集に『織と文』、『篝火』、『つむぎおり』など。2013年に芸術学校アルスシムラを娘・洋子、孫・昌司とともに開校。
※日本ムラサキとは
栽培が難しく絶滅危惧種に指定されている「日本ムラサキ」。平安時代の貴族や僧侶の中で最も高貴な色とされた「紫」を染めるために使われました。万葉集にも詠まれていたことから湖東地域では、染料として栽培されていたと伝わります。
東近江市では、2005年より栽培に取り組んでおり、通常は掘り出した紫根を乾燥させてから染料に使用しますが、今回の体験では畑から掘り起こしたての生紫根を使い、より鮮やかな紫に染める貴重な機会です。
■実施日:2024年12月21日(土)
■実施場所:永源寺コミュニティセンター(東近江市山上町1316)集合、日本ムラサキの畑
■体験定員:2名
■体験価格:おひとり様 100万円(帯送料込)
■詳細・申込URL https://www.biwako-visitors.jp/shigarhythm-activity/detail/?id=928083
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❖ 【近江真綿】伝統の製法で作る 「世界に一つの掛け布団」
純国産真綿を、ご自身で手引きして掛け布団を作る体験です。布団の中身を覆う側生地には、眠ったままの大切なお着物(和装)をリメイクして、特別なお仕立て上げとなります。
「真綿」とは、蚕のつくる繭玉を引き伸ばした“絹の綿”。強く軽く保湿性に富んでおり、古くから紬や防寒具に用いられてきました。大切な思い出と共に、極上の睡眠時間を演出する、オリジナルのお布団制作をご堪能ください。
<近江真綿 山脇源平商店 の紹介>
1730年創業。創業当時と変わらない方法で角真綿製法(※)を継承しており、米原市岩脇では最後の一軒となる。9代目山脇和博氏は、真綿の本質を追求するために日々勉強を重ね、現在は日本の純国産真綿を未来へ残してゆくために、現代に合わせた切り口で展開を行っている。
■実施日:2024年12月6日(金)・13日(金)
■実施場所:株式会社 山脇源平商店(米原市岩脇1011−1)
■体験価格
Aプラン・・・お持ちの着物(和装)を側生地にリメイク/掛布団タイプ おひとり様 35万円
Bプラン・・・お持ちの着物(和装)を側生地にリメイク/肌布団タイプ おひとり様 28万円
■詳細・申込URL https://www.biwako-visitors.jp/shigarhythm-activity/detail/?id=895652
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この他にも、滋賀県には心を満たす特別な体験が数多く揃っています。地元ならではの文化や暮らしに触れるワークショップ、琵琶湖を満喫するアクティビティ、そして季節ごとに楽しめるイベントや美食の数々。滋賀でしか叶わない、自分だけの感動体験を見つけてみませんか。
シガリズム体験URL https://www.biwako-visitors.jp/shigarhythm-activity/
※掲載価格は税込価格です