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投稿者:

ZYAO22編集部

想いを込めたお墓づくりエピソードと写真を募集。全国優良石材店の会が、5月31日締切で30回目の公募開始

応募資格はお墓の所有者、またはその家族、全国の石材店からの応募も大歓迎

2024年2月22日
全優石

 北海道から沖縄まで、全国約200社の石材店で組織される「一般社団法人 全国優良石材店の会」(事務局:東京都品川区、会長:吉田 岳、略称:全優石)が、今年で記念の30回目となる「全優石想いを込めたお墓づくりコンテスト」を実施します。

 お墓はかつて、四角い石を三段ほど積み上げ、「先祖代々之墓」、「○○家の墓」と彫刻した画一的な形状のものが多くを占めていました。しかし最近ではそれぞれの家族の想いを込めた自由な発想によるお墓が増えています。「自分自身がこの世を生きた証として生前に建てるお墓」、「故人の趣味や人柄を偲ばせるデザインや彫刻を施したお墓」、「子や孫など将来お墓参りに来てくれる家族へのメッセージを刻んだお墓」、「仲の良い夫婦の終の棲家としてのお墓」、「これからも明るく楽しく暮らすためのあの世での住まいとしてのお墓」、「旅行など家族にとって大切にしたい想い出をカタチにしたお墓」といった具合にお墓を建てられる方の想いが込められた世界で一つだけのお墓です。

 全優石では30年前から、こうした想いを込めた心温まる素敵なお墓づくりがあることをより多くの人に知ってもらおうと、想いを込めて建てられたお墓の写真とエピソードを、日本全国から公募し、審査の上発表しています。これからお墓を建てられる方の参考となり、より心のこもった満足いくお墓づくりに役立てていただきたい、というのがねらいです。
 
 「全優石想いを込めたお墓づくりコンテスト」は、お墓の所有者かその家族であればどなたでも応募することができ、また過去に建てたお墓でも対象となります。審査は、お墓の形、デザインだけでなく、お墓づくりに込めた想い入れが審査の重要なポイントとなります。過去の受賞作品については全優石のホームページの「想いを込めたお墓づくりコンテスト」で閲覧・参照できます(https://www.zenyuseki.or.jp/)。

 あなたの家族の素敵なお墓づくりエピソードをお聞かせください。



<第30回 全優石想いを込めたお墓づくりコンテスト>募集概要

■応募資格    お墓の所有者か、またはその家族(所有者の承諾が必要)、
      あるいは工事を施工した石材店さん(但しお施主または所有者の了解が必要)
■応募方法   応募者の住所、氏名、年齢、電話番号、墓地・霊園名、建立石材店名を明記の上、
       お墓建立の際のエピソードとお墓の画像(解像度の高いデジタル画像をCDに記録したもの)                       を添えて応募してください。
■応募宛先    〒141-0021 東京都品川区上大崎2-7-15 全優石コンテスト係
■問合せ先 03-5423-4014
■募集期間    2024年5月31日(当日消印有効)
■審  査    審査の上、以下の表彰を行います。
      大賞  1名     10万円
      特別賞 複数名          3万円
      入賞   複数名          2万円
■発  表    7月中旬以降、入賞者本人に文書で通知します。
      また、インターネットでの公開も予定しています。
      https://www.info-ginza.com/zenyuseki
                     https://www.zenyuseki.or.jp/
                 (応募の写真、書類は返却しません)

入賞したお墓の写真は、報道関係者へのプレスキットとしての使用、転載、全優石ホームページ等に使用させていただきます。
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近年の大賞をみてみると、以下のようになります。

2021年  27回での大賞 北海道深川市の永倉さん
かつてフィレンツェへの旅行で魅了されたミケランジェロの傑作ダビデ像。その白い大理石で亡き夫のお墓を作りたい。石材店に頼み込み制作したのは、イタリア産大理石を16トンも使用した「屋根のない豪華応接室風」のお墓です。故人は病院の理事長を務められた方で、お墓はその病院を望める位置にあり、入院されている患者さんや、懸命に世話をしている病院のスタッフの皆さんを、いつもお墓の方から見守り続けているそうです。

27回の大賞 永倉さん
2022年  28回での大賞 長野県諏訪郡の中村さん
お墓参りは、晴れていたらいいよね。かわいくて皆に愛されるお墓がいいな。そんな家族の想いで、てるてる坊主のお墓ができました。母親の実家のお墓を継承するにあたり、せっかく新しい世代が守っていくのだから、かわいくて皆に愛されるお墓がいいなと思ったといいます。昔、子供の頃、遠足の前の日などに窓辺につるした「晴れを願う」おまじないのための人形。子供ほどの背丈のてるてる坊主の周りには、それぞれ表情の違う小さなてるてるてる坊主7体が並びます。家族そろって遊びに来れて幸せな気持ちになれる、特別な場所になりましたと語ってくれました。

28回の大賞 中村さん
2023年 29回での大賞 大阪府富田林市の入江さん
転勤族から夫の実家に帰って約40年近くを過ごした主婦が、大病を患ったのを契機にお墓づくりを決意しました。家族と相談し、昔話に出てくるような古びた実家の庭の石灯籠をお墓にリメイクすることを思いつきます。かつて暗い足元を照らしてくれた庭の石灯籠は、楽しかった時も、大変だった時も、庭から静かに家族を見守っていてくれました。気の晴れない日でも横を通れば何故か、心がほっこりと自然に心が和んだそうです。これまでのお墓の既成概念にとらわれない大胆な発想の石灯籠型お墓です。
29回の大賞 入江さん