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投稿者:

ZYAO22編集部

愛知県初!産後ケア施設「内覧会」開催/2024年3月30日(土)・31日(日)

愛知県で初めて国の事業(次世代育成支援対策の施設整備事業)として認可された施設です。

愛知県初!自治体との協力で市民のために実現した 産後ケアに特化した木造施設 ~3月30日(土)・31日(日)、「内覧会」開催決定~




木造注文住宅を手掛けるフロンヴィルホームズ名古屋株式会社(本社:愛知県名古屋市名東区、代表取締役社長 黒川 雄斗、以下「当社」)は、産後ケア施設を建築中です。
本施設は、日進市にある平針北クリニックと自治体(日進市)との協力によって実現した、愛知県で初めて国の事業(次世代育成支援対策の施設整備事業)として認可された産後ケア施設です。
今春4月のオープンに先駆けて、2024年3月30日()・31日()に内覧会を開催いたします。産後ケア入院で定評のある「平針北クリニック」が、このたび改めて産後ケアに特化した施設を単独棟として建築。今後の産後ケアモデルの先駆けとなる施設を是非お見逃しなく!


「平針北クリニック 産後ケア施設」建築概要
住所:愛知県日進市赤池町屋下306-2
構造:木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)/階数:2階建て
建築面積:68.10㎡
延床面積:130.80㎡/1階床面積:67.86㎡、2階床面積:62.94㎡
間取: 宿泊室2床、デイケアルーム4室、トイレ、バス洗面

 
「平針北クリニック 産後ケアサービス」の特徴
・赤ちゃんを預けて静養し産後のリフレッシュ (朝から夕方まで、夕食後から翌日朝食までの連続預かりも可)・栄養バランスの取れた美味しい食事の提供・乳房管理と乳房ケア・沐浴指導(ご家族への指導も可能です)・授乳指導・赤ちゃんとの生活に関する相談・産後ケア入院中の上のお子様の院内託児室利用・女性鍼灸師(国家資格者)による鍼灸マッサージ
今回完成する産後ケア施設においても、宿泊のみでなくデイケアにも対応している点は、日進市内では希少なサービスとなっております。

 
 ▼ 施設仕様の特徴

「自然素材」
・無垢材のフローリング

・木製建具

・漆喰の室内壁

:調湿機能、ウィルス吸着機能
(ヒトコロナウィルスについての立証データあり)

 
「バスルーム」
・TOTOファーストクラス浴槽シンラ楽湯
:肩と腰を温かさで包み込むお湯
 

 

「除湿型放射冷暖房」
:放射式の冷暖房と建物の自然素材及び気密
断熱性能により、自然で安定した空気環境を
つくります。

「災害時対策」・EV車からの給電設備

 
「内覧会」開催概要
日時:2024年3月30日(土)PM 1:00~PM4:00
2024年3月31日(日)AM10:00~PM4:00
場所:平針北クリニック
愛知県日進市赤池町屋下306番地2

対象:一般、医院建築検討者、木造施設建築検討者、医療関係者、マタニティ関連の企業様、メディア関係者
 

 

平針北クリニック院長による建築理由とその想い
分娩後の心身の回復を図る産後ケアは、従来里帰り分娩(実家の母親のケア)や、地域の助産所が役割を担っていました。しかし近年は、里帰り先の親がフルタイムワーカーで産後の世話を頼めないケースが多く、パートナーとの二人での育児が主流となっています。そのため、親に頼れない環境下にあり、育児に不安がある場合には、産後ケアでのフォローが必要となります。
近年その産後ケアのニーズは高まってきており、対応できる施設の充実が必要です。一方、分娩の入院期間は、最近短縮傾向にあり、分娩が保険適用になるとさらにその傾向が進むことになります。核家族化、高齢出産の増加で退院後のケアが十分受けらない環境変化が、産後うつの増加、母親の自殺、子への虐待、少子化に拍車をかけています。そのため地域の保健センターが中心となり公費での産後ケア事業を開始しました。
当院では分娩後の産後ケアを従前から行っており、産後ケア入院をしたければ「平針北クリニック」と認知されています。最近では、他院分娩の患者の産後ケアの入所も引き受けを開始したため、現状では入所をお断りするケースも多くなりました。今後も産後ケア利用希望者は増加すると見込まれています。
そのため、敷地内に産後ケアに特化した施設を建設してニーズに対応するとともに、分娩施設が率先して産後ケアを行うモデルの先駆けとしての役割を担いたいと思います。

木造建築が選ばれた理由
今回の産後ケア施設建設に木造建築が選ばれた主な理由は下記のとおりです。
木の質感、機能性
・患者さんに対してのリラックス効果:「住むような環境で」過ごせることを重視
・患者さんやスタッフに対する足腰への負担軽減効果
・断熱性が高く、触れたときに温かみがある
経済性
・建築コストが安価(JAS構造材補助金等も活用)
・減価償却の早さ(木造は17年、RCは39年)
・断熱効果が高いので、光熱費の負担少
環境面
・「植林→育成→利用」といった循環して持続可能な資源の活用
・S造やRC造のおよそ4倍の炭素貯蔵量

木造施設建築に注目が高まる
地球環境配慮の観点から「公共建築物等木造利用促進法」が2010年に施行されて、公共の木造建築が顕著になってきたのは法令の整備が進んだ2014~2015年頃からです。外装や内装だけでなく、仕上げて中に隠れてしまう構造躯体に大量の木材を使うことがエコロジカルでエコノミカルな意味があるでしょう。4~5階建て程度の低層施設は木造で建てることで建設費を低減でき、工期を短縮できます。建築主にとって、建設コストを抑え、かつ事業を早く始められる点が大きな魅力となります。それと共に、環境への負荷を考えたとき、鉄筋コンクリートに代わって木材を選択することは価値あることです。愛知県でもクリニックや店舗、今回の校舎などの木造施設建築の注目度が高まっています。

 
会社概要
会社名:フロンヴィルホームズ名古屋株式会社
代表者:代表取締役社長 黒川 雄斗
本社所在地:〒465-0053 愛知県名古屋市名東区極楽4-1412
設立:1986年3月
資本金:2,500 万円
事業内容:ツーバイフォー工法による注文住宅の営業・設計・施工監理
TEL:052-701-8050
URL:https://fhn.co.jp/
沿革: 大正元年(1912年)創業の株式会社黒川材木店を母体として、1986年にフロンヴィルホームズ名古屋株式会社を設立。時代が変わっても色褪せないデザインを大切に、名古屋を中心に、900棟以上の建物を手掛けてきました。