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投稿者:

ZYAO22編集部

P&Gジャパン初・無償の一般向けビジネススクールを2024年5月に開校

2月7日 第1期参加者募集開始「P&G ビジネススクール -シン・コミュニケーション力習得プログラム」

2024年2月7日
P&Gジャパン合同会社

PGジャパン初・無償の一般向けビジネススクールを2024年5月に開校「P&G ビジネススクール -シン・コミュニケーション力習得プログラム」 2024年2月7日(水)より第1期参加者の募集を開始 多くのビジネスリーダーを育てるP&Gの人材育成の基本となる、 P&G流・戦略的コミュニケーションの手法を一般に広く共有

 
 P&Gジャパン合同会社(本社:神戸市/以下、P&G)は、当社初の一般向けビジネススクール「P&G ビジネススクール(以下、当スクール)」を2024年5月9日(木)に開校し、「シン・コミュニケーション力習得プログラム」を無償提供いたします。当スクールは、2024年5月から2025年5月までに第1期~第3期の実施を予定しており、それぞれに「管理職向けコース」と「すべての方向けコース」の2コースを設定しています。

第1期の参加者募集は、2024年2月7日(水)より当社ウェブサイト内の応募ページにて開始します。
(URL:https://jp.pg.com/newsroom/business-school-application-2024/

 当社は1973年に日本での営業を開始し、2023年に50周年を迎えました。その間、「社員こそが最も重要な経営資産である」という考えのもと、事業成長の源泉として、世界中で活躍できる人材の育成に注力してきました。そしてこの度、これからの50年に向けて、当社の強みである人材育成の知見を社会に還元し、日本経済の成長の一助となるべく、ビジネススクールを開校することになりました。 
そのP&Gの人材育成の基本には、社員一人ひとりの能力を最大限に発揮させるために実践されてきたP&G流の戦略的コミュニケーションがあります。当スクールでは、人材育成や自己成長を促進するための戦略的思考やコミュニケーションの手法が学べる「シン・コミュニケーション力習得プログラム」を提供します。

 価値観の多様化や、デジタルコミュニケーションツールの発達などにより、日本社会における働き方や、コミュニケーションの方法も以前より多様になっています。当社では30以上もの国籍の社員が働き、また20年以上前から在宅勤務を導入するなど、背景や価値観が異なる中で、多様な人々の能力を最大限発揮させるためのコミュニケーションに対する知見を有しています。また、AIを活用していくこれからの時代においては、目的や状況を明確化してAIに指示を出す能力(プロンプト力)が必要になると言われており、そういった面からも戦略的コミュニケーション力の重要性は高まっていくことが考えられます。

当スクールの概要や応募方法などの詳細は、以下をご参照ください。

P&Gの「シン・コミュニケーション」について
P&Gの戦略的コミュニケーション「シン・コミュニケーション力」の特徴は、①相手の行動を促すための「コミュニケーションの目的」を常に明確にすること、②「どのように伝えるか(HOW)」だけでなく、「伝える相手(WHO)」を深く理解した上で「伝えるべきこと(WAHT)」を構築すること、③「個々の能力を最大限に引き出すための人材育成の基本」であることが挙げられます。また、シン・コミュニケーション力は、ビジネスシーンに限らず日常の生活でも活用できるのも特徴です。

 

P&G ビジネススクール シン・コミュニケーション力習得プログラム コース概要

管理職向けコース
前編: コーチング - コミュニケーションが相手の能力を最大限に引き出す伴走力
育成対象者が目指す到達目標に向けて必要な能力を最大限に引き出し、成果を最大化するには、単純に課題に取り組むことを促すのではなく、対象者本人が気付き、主体的に行動することによって最大の成果を発揮することが重要になる。その際に育成者に必要となるのは、本人に気付きを与える「効果的な質問」。その手法は一つではなく、信頼関係に基づいた育成者と育成対象者の行動傾向と成熟度(能力・姿勢)によってスタイルは異なる。本講座では、部下が目指す目標に到達するための能力を最大限に引き出す伴走力=コーチング力を学ぶ。

後編: フィードバック - コミュニケーションが「未来の行動変容」を生む成長促進力
フィードバックの目的は、フィードバックを伝える側と受ける側の双方が共通の目標を持つこと、そして状況把握を共有することで、フィードバック対象者の思考と行動に変化を促し未来につなげることにある。フィードバック対象者を理解するために、客観的な事象から、生じた影響と対象者にとって大切な要素を抽出し、それを基に、フィードバックを伝える側と受ける側の関係性やタイミングなどによって声かけを変えていく。
本講座では、上下の関係に限らず相手の行動変容を促し、成果に繋げるための効果的なフィードバック手法を学ぶ。

すべての方向けコース
前編: 成長思考 - コミュニケーション(発言と行動)が変わる成長思考
結果よりも成長に目を向け、思い通りの結果が得られない場合でも、その過程でどのくらい成長できたかに照準をあてることが、自分の可能性を広げることにつながる。成長思考とは、そうした「可能性を広げることができる心構え」を指し、それを習得することによって自身が起こす「コミュニケーション(発言と行動)」も変化し得る。成長思考を養うためには、自分の基礎能力は自分が挑戦したことによって構築できるという自分自身への信頼が基本となる。本講座では、P&G社員全員が基本能力として期待されている成長思考を学ぶ。

後編: リーダーシップ思考 - コミュニケーション(発言と行動)で導く自分らしいリーダーシップ思考
自分自身に対して成長を促進する考え方や心構えは、どうすれば習得できるのか。それには実は明確なステップがあり行動がある。さらにそのアプローチは一つではなく、自分の得意なアプローチ=スタイルで取り組むことによって、よりハードルが低く、より効果的に習得することができる。本講座では、自分自身に対するリーダーシップの心構えを持つことによってコミュニケーション(発言と行動)が変化し、自己成長を促進する方法を学ぶ。

 

P&G ビジネススクール 第1期 応募概要

実施日時・定員
①管理職向けコース(定員:30名)
前編:コーチング 2024年5月10日(金)午後
後編:フィードバック 2024年7月3日(水)午後

②すべての方向けコース(定員:30名)
前編:成長思考 2024年5月9日(木)午後
後編:リーダーシップ思考 2024年7月17日(水)午後
※第2期以降の実施日時については、決定次第、弊社ウェブサイト(URL:https://jp.pg.com/)で告知いたします。

講師
「管理職向けコース」「すべての方向けコース」ともに当社社員が務めます。

受講方法
・形式:対面による実施
・会場:P&Gジャパン東京オフィス(〒104-0031東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン)
・参加費:無料
※会場までの交通費は参加者の自己負担となります。
※第2期は対面(場所:東京、会場未定)、第3期はオンラインで実施予定です。

応募資格
下記3点について、すべてを満たす方がご応募いただけます。
・お申込みいただく時点で18歳以上の方(学生も応募可) 
・原則、2日間行う講義の両日に出席が可能な方
・応募フォームにあるアンケートにご協力いただける方

応募方法・期間
弊社ウェブサイトの応募ページより必要事項をご記入の上、お申し込みください。
応募ページ: https://jp.pg.com/newsroom/business-school-application-2024/
第1期 応募期間:2024年2月7日(水)~2024年3月15日(金)23:59
※応募者多数の場合は、多様な方々に幅広くご参加いただけるよう、参加者を当社で決定させていただきます。

 

P&G ビジネススクール開校に寄せられたコメント

当スクール開校にあたって寄せられた、P&G出身者によるコメントをご紹介いたします。P&Gで培ったスキルが現在どのように活かされているのか、またP&Gビジネススクールへの期待についてのコメントいただいています。

グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社
代表取締役社長 野上 麻理氏(1992年~2012年在籍)

P&Gでは、ビジネススキルと専門性の構築を自社内で行い、人材を育てることがビジネス戦略の一つとなっています。私自身は、マーケティングおよび経営の専門性に加えて、「目的は何か」「それを誰に対し伝えるのか」というコミュニケーションの基本を研修、コーチング、実務を通じて徹底的に学ぶことができました。
社外の方向けにこの要素を凝縮した「P&G流のコミュニケーション術」が学べるスクールが開校するということですので、業種・年齢問わず、様々な方にとって素晴らしい学びの機会になるのではないかと思います。変化する市場、多様な人材の中での効果的なコミュニケーションの方法を学ぶことは、これからの日本社会にも非常に意味のあることだと、卒業生としてとてもうれしく思います。

 
江崎グリコ株式会社
常務執行役員CFO 高橋 真一氏(1990年~2017年在籍)

この度は50周年誠におめでとうございます!
27年間にわたりP&Gジャパンで培った経験は私の大きな財産となっており、現在の江崎グリコでの職務においても、その経験や学びが大きく活かされています。その中でも特に学んだことが3点あります。
一つ目は「リーダーこそ人材育成に対してのコミットメントを持つこと」。
ビジネスリーダーが研修や学びを積極的に主導し、また自分が学んだことを次世代メンバーに共有することが優秀な人材を育てることができると考えています。この経験から、グリコグループにおいても積極的に研修や学びを推進しています。二つ目は「コミュニケーションの重要性」です。会議では常に目的を明確にすること、また全てを1枚の紙にまとめる“ワンページメモ”の作成により、ビジネスの深い理解と戦略立案能力を磨くことができました。三つ目は「結果に対しての責任を持つこと」。それにより主体性を高め、ビジネスに対する影響力が上がったと私自身が強く実感しています。
P&Gビジネススクールは、単なるテクニック(技術)だけではなくマインド(心構え)も含め、多くの方々の成長に繋がるプログラムが提供されることと思われます。大変楽しみにしています。

 
当社による人材育成研修を受講された経験のある兵庫県及び神戸市の首長よりコメントを頂戴いたしましたので、ご紹介いたします。

兵庫県知事 齋藤 元彦氏
P&Gジャパン設立50周年とP&Gビジネススクールの開校を心からお喜びいたします。
兵庫県に本社を移転されてから30年。長きにわたり兵庫経済を牽引してこられました。“ローカル”と“グローバル”の視点をあわせもつリーディングカンパニーとして、人材育成や働き方改革、女性活躍など、幅広い分野で先導的な事業を展開していただいています。
県としても、大胆なテレワーク導入や、女性活躍を推進するミモザ企業の認定制度、グローバル人材の育成などを本格化させている今、貴社の取組の数々をとても心強く感じています。
このたび開校するビジネススクールにも職員を応募させたいと考えており、今後も様々な場面で、県政へのご助言、ご支援をお願い申し上げます。
次なる半世紀に向け、P&Gジャパンのさらなる飛躍を期待しています。

神戸市長 久元 喜造氏
P&Gジャパン社は、昨年日本法人設立50周年を迎えましたが、コミュニケーションを大切にする組織文化を長きにわたり受け継ぎ、グローバル企業として成長を続けています。
神戸市では、平成28年2月に同社と「人材育成事業等の連携に関する協定」を締結、職員の人材育成と地域発展に向け、その知見を活用してきました。
このたびは同社が数多くの人材を育成してきたコミュニケーションの極意を提供されるプログラムを提供されるとのこと。
同社が育んできた多様な「人材・働き方・価値観」を認めるマインドセットを経験・習得することのできるこのビジネススクールは皆様にとっても更なる成長を促進するものになると期待しています。

 
<参考>
P&Gは、社外向け研修プログラムの提供に関して豊富な実績があります。P&Gでは当社が独自に開発した「インクルージョン研修(2016年~)」と「アライ育成研修(2021年~)」の2つの研修を無償で提供しており、それぞれの研修では職場内における多様性・インクルージョン推進やLGBTQ+への理解増進を試み、これまでに、延べ900社以上の企業・団体に向けてP&Gの知見やノウハウを共有してきました。

 
<P&Gについて>
P&Gは、高い信頼と優れた品質の製品ブランドを通じて、世界中の人々の暮らしに触れ、よりよいものにしています。日本では、衣料用洗剤「アリエール」「ボールド」「さらさ」をはじめとして、柔軟剤「レノア」、エアケア製品「ファブリーズ」、台所用洗剤「ジョイ」、紙おむつ「パンパース」、吸水ケアブランド「ウィスパー」、ヘアケアブランド「パンテーン」「h&s」「WANOMI(わのみ)」、スキンケア製品「SK-II」、シェーブケアブランド「ジレット」「ヴィーナス」「ブラウン」、オーラルケアブランド「Oral-B by Braun」など、様々な製品を提供しています。(https://jp.pg.com/)