冬は半数以上が「おうち派」 暮らしやすさを追求した住まいの3つのこだわりとは?
2023年11月10日
積水ハウス株式会社
冬の日中はおうち時間が増加
この頃、日に日に寒さが増してきました。11月8日(水)には立冬を迎え、冬の気配が感じられますが、みなさんは、この冬をどのように過ごされる予定でしょうか。
積水ハウスの調査によると、冬場の日中の過ごし方では、「自宅で過ごしたい派」が54.4%と、半数以上を占めました。寒さで外出する意欲が低下したり、快適な自宅で過ごしたいと考える人が多いようです。
積水ハウス 住生活研究所「自宅における冬の寒さ対策に関する調査(2022年)」
実際、冬は他の季節と比べて日中の在宅時間が増える人が約4割もいます。おうち時間が増えるこの季節、快適に過ごすためには、住まいづくりの際に暮らしやすさを重視することが大切ですね。
積水ハウス 住生活研究所「自宅における冬の寒さ対策に関する調査(2022年)」
そこで今回ご紹介するのは、茨城県にあるA様邸です。暮らしやすさを徹底的に追求され、「広いリビング」「収納の多さ」「家事のしやすさ」の3つの視点でさまざまな工夫が凝らされています。
3つの視点でこだわりを詰め込んだ、暮らしやすい住まい
A様邸は、150坪の広々とした敷地に建つ平屋。大きな通りに面しており、片流れ屋根とボックス形状の組み合わせが印象的な外観です。
住まいづくりの際には、キッチンからイメージを膨らませたといいます。「私が家の中で長い時間を過ごすのは、キッチンだと思ったので、キッチンを家の真ん中に配置し、そこから想像していきました。自分がキッチンにいても、家族がどこにいるかわかるようにしたかったんです。」と話すのは妻・T様。
A様の住まいづくりにおける1つ目のこだわりは、そんなキッチンから見渡せる「広いリビング」。
敷地が東南の角地であることから、最も日当たりがいい東南にLDKを配置しました。片流れ屋根によって勾配した高い天井の大空間には、大開口からたっぷりと光が差し込みます。明るく開放感のあるリビングは居心地がよく、ついつい長居したくなる場所です。
さらに、LDK全面に床暖房が完備されているため、これからやってくる寒い冬も快適に過ごすことができます。天気の良い日は大開口から続くデッキでお茶をするなど、アウトドア気分も手軽に楽しめます。こんな環境なら、おうち時間が長くなっても飽きることなく過ごせそうですね。
リビングの北側は、一段高さを上げてステージリビングに。
子どもがリビングで勉強したり、遊んだりするためのスペースとして設けました。腰壁に囲われたカウンターに加え、奥には造り付けの収納棚も配置されています。「“ここだけはどんなに散らかしてもいい、散らかしっぱなしでもいい”というスペースを作りたかったんです。小学生くらいまでは、ここで過ごしてくれたらいいなと思っています。」と夫・Y様は話します。あえて散らかしっぱなしでもいい場所を設けることで、頑張りすぎずに暮らしやすくなりそうです。
居どころの多い大空間リビングなら、家で過ごす時間にメリハリをつけることができます。妻・T様は、「“ごはん食べるのはここ、ゆっくりするのはここ”という区切りができて、気分や行動を変えていきやすいです。」と満足のご様子です。
リビング学習を想定したステージリビング たくさんの造り付け収納が便利
2つ目のこだわりは「収納の多さ」です。
収納がないと不安という妻・T様のご要望で、たくさんの収納を造り付けました。数々の収納の中でも特に便利なものが、キッチンクローク。玄関からキッチンまでの動線上に配置されていることから、買い物帰りにそのまま直行できます。冷蔵庫もキッチンクローク内に収めることで、キッチンがすっきりした空間になるのがポイントです。さらに、ダイニングの横にはリビングクローゼットを設置。文具や書類、掃除用品など日常生活で使用するものを収納しています。
その他にも、玄関ホールには上着や普段使いのバッグを収納するスペース、洗面所の裏には季節用品や買いだめしたものを保管するための大きな収納スペース、さらには家族全員の衣類を収納するための広々としたウォークインクローゼットも主寝室に隣接して設けられています。
家の中の収納が使いやすい場所に配置されていれば、ものを取り出すことも片づけることも楽々です。夫・Y様は「どの収納に何を入れるかしっかり決めてから家を建てたので、片付けが楽になりました。」と話します。使い終わったら素早く片付ける習慣が身につけば、家の中がすっきりと保たれますね。
玄関からの動線上にあるキッチンクローク(左) ダイニング横のリビングクローゼット(右)
3つ目のこだわりは「家事のしやすさ」です。
特に洗濯動線に重点を置き、展示場で気に入られた「洗濯専用室」を取り入れました。「洗濯物がリビングから見えないように、専用の干すエリアが欲しくて、それだったらいろいろできるマルチスペースがいいなと思いました。」と夫・Y様。
洗濯専用室の最大の特徴は、洗面・脱衣室とランドリーの間に設けられた「両面収納」です。脱衣室側で出した洗濯物を入れておくと、ランドリー側からも取り出せる仕組みになっています。両面収納の左側には、洗濯機とアイロンがけや衣類を畳む作業に役立つカウンターも設置されています。また、南側には窓に囲われたサンルームのような室内干しスペースもあります。花粉が飛び交う時期はこのスペースが大活躍し、その他の季節にはサンルームから外に出て外干しをしています。
洗濯専用室があれば、衣類の回収から洗濯、室内干し、畳んだりアイロンがけまで、全て洗濯室周辺で完結できるため、家事負担が大幅に軽減されます。「濡れた重い洗濯物を持って移動する必要がなくなったので、洗濯がとても楽になりました。」と妻・T様。乾いたタオルや下着類は、ランドリー側から両面収納にしまうことで、洗面脱衣室側から古い順に取り出せるので、同じものばかり使うことも避けられます。
洗濯機や作業台を設置 衣家事を1つの空間で行える洗濯室(左)
洗面室・脱衣所とランドリーをつなぐ両面収納(右)
このように、住まいの工夫によって暮らしやすさや、家事のしやすさを向上させることができます。A様邸を参考に、おうち時間が長い時期でも快適に過ごせる住まいをつくってみてはいかがでしょうか。
積水ハウスでは、家族が心地よく過ごせる大空間リビング「ファミリー スイート」や、収納量と使いやすさを両立した「収納3姉妹」、さらに家事を効率的に行うための「トモイエ」など、さまざまな提案をご用意しています。是非、そちらもご覧いただき、理想の住まいづくりの参考にしてください。
商品情報
ファミリー スイート
https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/lp/fs/
収納3姉妹
https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/ideas/lifestyle/storage/
トモイエ
https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/ideas/lifestyle/share-housework/