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投稿者:

ZYAO22編集部

EY Japan、シスメックスの人的資本価値可視化のためISO 30414 の認証取得を支援

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 聡、以下EYSC)は、シスメックス株式会社(兵庫県神戸市、代表取締役社長:浅野 薫、以下シスメックス)の国際標準化機構(ISO)によるマネジメントシステム規格であり、人的資本に関する情報開示のガイドラインである「ISO 30414」の認証取得を支援したことを発表します。

内閣官房が2022年に公表した「人的資本可視化指針」*1においても、「人的資本への投資」がサステナビリティ経営における重要な要素とされる中、企業は人的資本の情報開示を効果的かつ効率的に実施し、ステークホルダーに対し前向きな変化を訴求する必要があります。シスメックスは、2033年度を最終年度とする「長期経営戦略2023」において、人的資本を企業価値創造の源泉と位置付け、経営戦略に連動する人材戦略によりこれを強化し、イノベーションを創出する組織づくりを推進しています。その中で、EYSCの支援のもと、人的資本経営の取り組みを可視化すべく、「ISO 30414」の認証を取得しました。認証取得にあたっては、経営・人材戦略の方向性、業務の状況を踏まえながら、指標ごとにISO推奨レベルとのギャップについて分析し、改善施策案を検討しました。

EYSCは、ISO 30414認証取得にとどまらず、中長期的な人材マネジメント上の観点から経営戦略の課題解決を支援し、クライアントの企業価値に貢献してまいります。

シスメックス株式会社 人事本部長 前田 真吾氏のコメント:
「4年間にわたるEYSCとシスメックスで推進してきた人的資本データベースの構築ならびに人材マネジメントシステムの構築の1つの節目として、この度ISO 30414 の認証を取得することができ、大変うれしく思います。シスメックスでは10年前から関連するデータの収集を開始してきましたが、この度の人的資本データのデジタル化とジョブ型を基盤としたポジションの管理によって一気に価値のあるデータへと昇華させることができたと考えています。これらの人的資本のデータは経営戦略を推進する上で貴重なKPIとなり、企業の持続的成長を支える人的資本がいかに効果的に生産性の向上に結びついているかを可視化します。将来の財務価値への影響や関連性を定量化し、積極的に透明性を高めることで、従業員を含むステークホルダーの皆さまの安心へとつなげていきたいと考えております」

EYSC ピープルアドバイザリーサービス パートナー 田口 陽一のコメント:
「EYSCは2019年より継続してシスメックスの人材マネジメントの高度化を支援してきております。これまでにグローバルタレントマネジメントポリシーの策定・導入や人材マネジメント基盤のデジタル化推進としての国内・海外のグローバル人材DBの構築やタレントマネジメントシステムの導入をサポートしました。今回は人的資本経営の取り組みの一環としてISO 30414の認証取得の支援の機会をいただき、無事取得が完了したことを大変うれしく思います。今後はこれまでの取り組みを土台として、人材データの分析活用支援など、シスメックスの人材マネジメントのさらなる高度化に貢献していきたいと考えております」

参考:シスメックス プレスリリース
2023年10月16日(月)
「人的資本に関する情報開示のガイドライン「ISO 30414」の認証を取得~持続的な企業価値向上を実現する人的資本経営を実践~」

サービス詳細については以下のページをご参照ください。
人的資本価値の戦略的可視化 ~開示要求に効率的に対応し、自社戦略を効果的にアピールする~ | EY Japan

*1 内閣官房 人的資本可視化指針(2023年10月12日アクセス)

EYについて〉
EY | Building a better working world
EYは、「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)としています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。
150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。
アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。

EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。

EYのコンサルティングサービスについて
EYのコンサルティングサービスは、人、テクノロジー、イノベーションの力でビジネスを変革し、より良い社会を構築していきます。私たちは、変革、すなわちトランスフォーメーションの領域で世界トップクラスのコンサルタントになることを目指しています。7万人を超えるEYのコンサルタントは、その多様性とスキルを生かして、人を中心に据え(humans@center)、迅速にテクノロジーを実用化し(technology@speed)、大規模にイノベーションを推進し(innovation@scale)、クライアントのトランスフォーメーションを支援します。これらの変革を推進することにより、人、クライアント、社会にとっての長期的価値を創造していきます。詳しくはey.com/ja_jp/consultingをご覧ください。

<シスメックス株式会社について>
シスメックスは、グループ企業理念「Sysmex Way」において「ヘルスケアの進化をデザインする。」をミッションに掲げています。1968年の創立以来、血液や尿などを採取して調べる検体検査分野を中心として事業を展開し、現在は190以上の国や地域で、人々の健康を支えています。
長期ビジョン「より良いヘルスケアジャーニーを、ともに。」のもと、一人ひとりの生涯にわたるヘルスケアの旅路「ヘルスケアジャーニー」がより良いものになるよう、検体検査領域でのさらなるイノベーション創出に加え、手術支援ロボットや再生細胞医療などの新たな領域にも挑戦しています。また、長期ビジョン実現に向けて優先するSDGs項目とマテリアリティ(優先的に取り組むべき課題)を特定し検証することで、社会価値と経済価値を創出するサステナブル企業として成長し続けます。シスメックスは、独自のテクノロジーとソリューション、さらにはさまざまなパートナーとの協創を通じて新たな価値を提供し、健康で長生きしたいという人々の普遍的な願いに寄り添います。シスメックスの詳細については、www.sysmex.co.jpをご覧ください。