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投稿者:

ZYAO22編集部

オルツ、複数音声を単一会話記録に統合する技術の特許を取得

~会話の高精度なデジタル保存技術の知的財産権を確立し、さらなる開発を推進~

2025年4月10日
株式会社オルツ

 株式会社オルツ(本社:東京都港区、代表取締役:米倉 千貴)は、複数のユーザー装置から入力された音声の話者識別を行い、単一の会話記録として統合する「会話の記録を生成するためのプログラム、システム、および方法」の特許を取得いたしました。本特許は、マルチデバイス環境下での会話を効率的に記録・保存するための技術基盤を確立するものであり、2025年3月21日に特許登録されました。

 
 この度、特許を取得した技術は、複数のユーザー装置(スマートフォンやパソコンなど)から送信される音声データを処理し、話者を正確に識別した上で、情報の重複を排除しながら最適な形で保存するシステムです。本技術の核心となるのは、特定のユーザー装置から受信した音声データに対して、話者がその装置のユーザー本人であるかを自動的に判別し、最適な音声ソースからのみデータを保存する技術です。これによって、複数の入力源から得られる音声データを適切に整理・統合し、冗長性を排除した高品質な会話記録を生成することが可能になります。

 
【特許概要】
・発明の名称:会話の記録を生成するためのプログラム、システム、および方法
・特許番号:第7653658号
・公開番号:特開2022-79366 (P2022-79366A)
・特許権者:株式会社オルツ
・登録日:令和7年3月21日(2025.3.21)

 
 従来の会話記録システムでは、複数のマイクから入力される音声が重複して記録されたり、話者識別の精度が不十分なため発言が誤って記録されたりするなどの課題がありました。本特許技術は、これらの問題を根本的に解決し、複雑なマルチデバイス環境下でも一貫性のある高精度な会話記録を実現します。

 本特許技術は、当社の音声認識・会議記録サービスであるCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」に実装されています。複数のデバイスが存在する環境下でも高精度な議事録作成を実現する「AI GIJIROKU」は、現在9,000を超える企業や教育機関などに導入されています。また、本特許技術は、当社が目指すP.A.I.(Personalized Artificial Intelligence)開発において不可欠な、高品質なライフログ収集を支える基盤技術にもなります。

 本特許取得によって技術の知的財産権が確立されたことを受け、当社はさらなる機能拡張や精度向上に向けた開発を加速してまいります。今後、より直感的で効率的なコミュニケーションプラットフォームの開発を推進するとともに、高品質なライフログ収集によるP.A.I.の精度向上を図り、世界中の人々の生産性向上に貢献してまいります。また、この技術を広く社会に還元するため、様々なビジネスパートナーとの協業にも積極的に取り組んでまいります。

 
■株式会社オルツについて
2014年11月に設立された当社は、「P.A.I.」(パーソナル人工知能)、AIクローンをつくり出すことによって「人の非生産的労働からの解放を目指す」企業です。また、AIの対話エンジンの開発から生まれた音声認識テクノロジーを活用したCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」を筆頭として、そのほか、PoC(Proof of Concept、概念実証)により様々なビジネス上の課題を切り口としてソリューション展開するプロダクト(「altBRAIN」、「CLONEdev」、「altTalk」など)を開発・提供しています。
https://alt.ai/

商号  :株式会社オルツ(東証グロース:260A)
代表者 :代表取締役社長 米倉 千貴
事業内容:デジタルクローン、P.A.I.の開発を最終目的とした要素技術の研究開発とそれらを応用した
     製品群(Communication Intelligence「AI GIJIROKU」等)の展開、AIソリューションの提供
創業  :2014年11月
所在地 :東京都港区六本木七丁目15番7号

 
<報道関係者からのお問い合わせ先>
株式会社オルツ 広報 西澤
e-mail:press@alt.ai