鈴与シンワート、東京建物株式会社に「POSITIVE×人事・給与業務アウトソーシングサービス」を導入
~システム導入とアウトソーシングを同一企業に依頼できる安心感~
2024年11月20日
鈴与シンワート株式会社
鈴与シンワート株式会社(代表取締役 社長執行役員 德田 康行、本社所在地:東京都港区、以下「鈴与シンワート」)は、東京建物株式会社(代表取締役 社長執行役員 野村 均、本社所在地:東京都中央区、以下「東京建物」)が「POSITIVE×人事・給与業務アウトソーシングサービス」を導入した事例を発表しました。
以下、導入事例(https://s-paycial.shinwart.co.jp/case/tokyo_tatemono/)の要約と抜粋
■人事管理・給与業務システムのリプレイスと人事・給与業務アウトソーシングサービス導入の背景をご教示ください。
大きく分けて以下の3つの課題を解決するために、2022年3月頃から検討を始めました。
【課題1】人事管理システムと給与管理システム間のデータ連携作業
従来の⼈事管理システムと給与管理システムは別々のシステムを使用していたため、データの登録作業が⼆度⼿間となっていた上に、データが正しく登録をされているか、読み合わせなどをして突合する必要がありました。
また、⼈事管理システムに必要な全ての情報を必要な形で登録することができず、一部の情報は紙(Excel の帳票など)で管理していたため、データ加⼯などのシステム外作業が発⽣し、業務上の負荷となっていました。
【課題2】長年利用している人事管理システムのブラックボックス化
従来の⼈事管理システムはカスタマイズの繰り返しによってブラックボックス化が進んでおり、⼈事制度変更などに伴うシステム改修・帳票変更の影響がどこまで及ぶかを把握しにくい状況でした。
また、オンプレミスのシステムであるため、法改正の際には、都度カスタマイズが必要となり、改修コストの増⼤につながっていました。
【課題3】手動データ登録が必要な給与管理システム
従来の給与管理システムは、給与の⽀払いに特化しており、必要なマスタ情報の保持やロジックを伴った各種計算処理ができませんでした。
そのため、例えば、欠勤があった場合に欠勤日数に応じた金額を別途Excelで計算・管理をして、⼿動で給与管理システムにデータ登録をする作業などが必要でした。
■鈴与シンワートを選定した理由
サービスの選定には8か月ほど時間をかけ、熟考を重ね、弊社が求めるシステム要件に対する適合度が高い鈴与シンワートの提案を選定しました。おおまかな要件としては以下の4つを挙げていました。
①人事・労務情報、給与情報、組織情報の一元管理
②人事・給与業務に関して一体的な業務運用ができるシステムの構築
③従業員向けサービスのレベルを向上するため、紙の各種申請業務をシステム化すること
④BPOサービス導入による業務負荷の低減
「POSITIVE」は、一定程度のカスタマイズが可能であり、かつアウトソーシングにも柔軟性がある点を評価しました。将来新しい帳票や機能などを追加する際や、さらにアウトソースする業務範囲を拡大する際にスムーズに対応いただけることも期待しています。
また、システム導入とアウトソーシングを同一企業で対応するという提案は鈴与シンワートだけであり、安心感がありました。
■導入後に感じた効果
給与業務をアウトソースしたおかげで、月初の給与業務が大変楽になりました。
全社員分の給与の読み合わせも社内で実施する必要がなくなり、データ不備の連絡を受けた際だけ内容の精査と確認をしています。
時間に余裕ができ、通常業務により多くの時間を使えるようになりました。
■事例の詳細について
https://s-paycial.shinwart.co.jp/case/tokyo_tatemono/
■「POSITIVE」について
POSITIVEは、人事・給与・就業管理だけではなく、タレントマネジメントやグループ会社管理など、広範な業務機能を網羅した全機能Web対応の統合HCMソリューションです。グループ人事やシェアードサービスに対応するマルチカンパニー機能など、大規模な企業で必要とされる機能を標準搭載しています。
人事情報を一元管理し、グローバル&グループ経営をサポートします。
https://s-paycial.shinwart.co.jp/solution/jinjikyuyo/positive/
■人事・給与業務アウトソーシングサービスについて
鈴与シンワートが提供する人事・給与業務アウトソーシングサービスは、お客様の現状の課題やあるべき姿などを共有して、提案をします。そのため、定型のシステムや業務運用パターンを押し付けるようなことはありません。お客様の将来的な業務運用を視野に入れて、弊社の様々なシステムソリューションや運用業務を提供できる点が特長です。
人事・総務部門が抱える課題を解決する、これまでにない業務支援サービスです。
https://s-paycial.shinwart.co.jp/solution/jinjikyuyo/bpo-spaycial/
■東京建物 会社概要
会社名 | 東京建物株式会社 Tokyo Tatemono Co., Ltd. |
創立 | 明治29年(1896年)10月1日 |
代表者 | 代表取締役 社長執行役員 野村 均 |
主要事業 | オフィスビル・商業施設等の開発、賃貸及び管理 マンション・戸建住宅の開発、販売、賃貸及び管理 不動産の売買、仲介及びコンサルティング、駐車場の開発・運営 リゾート事業、物流施設開発事業、資産運用事業、海外事業、不動産鑑定業 |
従業員数 | 807名(2023年12月31日現在) |
HP | https://tatemono.com/ |
■鈴与シンワートについて
鈴与シンワートは、鈴与グループ唯一の上場企業として大規模情報システムの開発、物流ITコンサルティングサービス、人事・給与・会計などの業務ソリューション及びアウトソーシングの提供、そしてデータセンター&クラウドサービスを展開しております。
*本プレスリリースに記載されている社名、サービス名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。