「地元のスポーツチーム」という強力なコンテンツが町田市を押し上げる!?
多摩の「リーディングシティ」を目指し、住民アンケートを実施
町田市 Press Release
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プレスリリース[2024年9月5日]
「地元のスポーツチーム」という強力なコンテンツが町田市を押し上げる!? ―多摩の「リーディングシティ」を目指し、住民アンケートを実施―
町田市未来づくり研究所(所長 市川宏雄)は、今年度『多摩の「リーディングシティ」を目指すための調査研究』を行っています。このたび、仮想ライバル市を想定し、ライバル市との差をあきらかにするために、町田市含む12市を対象に住民アンケート(各市のサンプル数は500程度)を実施しました。アンケート結果の概要は次のとおりです。
【 調 査 結 果 概 要 】
町田市が「多摩のリーディングシティ」を目指すテーマのうち、「休日のにぎわいに関するリーディングシティ」では、「地元をホームタウンとするスポーツチームを強く応援している」が25.4%で仮想ライバル市の中で最も高い結果となり、町田市の強みであることがわかりました。しかし、「市内のイベント等の情報に触れる機会が多い」(最上位市よりも11.5pt低い)、「市の情報発信は十分だと思う」(最上位市よりも13.1pt低い)といった“情報発信”に関する評価は仮想ライバル市よりも低く、リーディングシティに向けた課題だと考えられます(アンケート結果は下表のとおり)。
このことから、「地元のスポーツチーム」という強力なコンテンツを活かした取組みを展開するとともに、このようなコンテンツを情報発信に活用していくことで、多摩のリーディングシティを目指す施策が期待できます。
町田市未来づくり研究所では、今回の調査結果を踏まえて、町田市が「多摩のリーディングシティ」を目指すための「課題の抽出」「課題解決に向けた先進自治体の成功要因の分析」「有識者ヒアリング」等を行い、2025年3月ごろに具体的な施策を提案します。
■休日のにぎわいについて【全体】
(それぞれ6段階評価、「当てはまる」「やや当てはまる」と回答した割合)
<参考>
【 調 査 の 概 要 】
1.調査の背景・目的
町田市未来づくり研究所では、調査研究「Future Machida 2050」(2022年3月)において、不確実な将来を予測するため市に起こり得る4つの未来シナリオを描きました。本調査では、予測される未来シナリオや、都市特性を客観的に評価した「JPC2023(森記念財団)」の厳しい結果などを踏まえ、町田市に必要な都市要素を調査・分析し、具体的な施策を提言することで、町田市を多摩の「リーディングシティ」に押し上げることをねらいとしています。
2.リーディングを目指すテーマの設定
●働く女性の暮らしやすさに関するリーディングシティ
●休日のにぎわいに関するリーディングシティ
●ビジネス集積に関するリーディングシティ
●団地再生に関するリーディングシティ
3.仮想ライバル市の設定
仮想ライバル市は、「JPC2023」の総合ランクが町田市よりも上位の市のうち、多摩エリアの市、人口規模が同規模で郊外型の市を抽出し、11市を設定(五十音順:柏市、春日井市、吹田市、立川市、調布市、流山市、西宮市、八王子市、藤沢市、府中市、三鷹市)。
4 .住民アンケートの実施
町田市と仮想ライバル市の差をあきらかにするために、各市の住民を対象としたアンケートを実施しました。なお、アンケートの実施にあたり、町田市の若手職員(各部署から選出)によるワークショップを行いました。ワークショップでは、リーディングの方向性や重要となる指標の設定、その指標のランクアップにつながる評価軸を考え、調査項目に活用しました。
調査概要 ・調査方法:インターネット調査 ・調査時期:2024年6月20日~6月28日 ・調査エリア:町田市および仮想ライバル市11市 計12市 ・調査対象:各市に住む20~69歳の男女 ・サンプル数:各市500サンプル程度(合計6,000サンプル程度) |
※本調査の概要は、当研究所のホームページに記載しています。