令和6年能登半島地震における当社戸建て住宅用制震ユニット 「MIRAIE」採用住宅の被害調査報告
発行:2024年7月25日
令和6年能登半島地震における当社戸建て住宅用制震ユニット 「MIRAIE」採用住宅の被害調査報告
令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災者の皆様が一日でも早く平穏な生活を取り戻されることを、心よりお祈り申し上げます。
今回の地震では、珠洲市を中心に揺れの周期が1~2秒で、ゆさゆさと揺れて木造家屋に大きな被害をもたらすことで知られる地震波、キラーパルスが観測されています。阪神淡路大震災でも記録されたこの地震波が、木造家屋が多い地域の被害拡大につながったとみられており、キラーパルスを観測した珠洲市や輪島市等の地域では全壊半壊の件数が多くなりました。また、余震は6ヵ月で約1800回、2024年1月1日から震度5度以上が19回発生しました※1。
「MIRAIE」採用住宅の被害状況について調査を実施した結果、震度6弱以上のエリア(495棟)※2において、全壊・半壊0※3 を確認しました。
当社は今後もパーパスである「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる。」のもと、お客様の安全・安心に貢献できる製品を提供してまいります。
■戸建て住宅用制震ユニット「MIRAIE」
住友ゴム独自の高減衰ゴムを採用した制震ダンパーです。高減衰ゴムの「伸び縮みしながら繰り返し使用できる」という特長を生かし、運動エネルギー(揺れ)を瞬時に熱エネルギーに変換し、揺れを吸収し建物を守ります。
※1: 内閣府 令和6年能登半島地震に係る被害状況等について(令和6年7月1日)
https://www.bousai.go.jp/updates/r60101notojishin/r60101notojishin/pdf/r60101notojishin_47.pdf
※2: 地震発生日の前日までに納品した数量から算出した棟数であり、一部、設置・完成前の住宅が含まれています。
※3: 当社の把握している範囲において
<関連リンク>
「MIRAIE」ブランドサイト:https://miraie.srigroup.co.jp/
人々の暮らしを守る制振技術:https://www.srigroup.co.jp/innovation/report_05.html