「点検技術支援性能カタログ」に 3つの技術が追加掲載されました!
新技術に有効な3D点群ソフト『NuBas』もバージョンアップ!
アイセイ株式会社の構造物点検に関する技術が、国土交通省が公開する「点検支援性能カタログ」に掲載されました。すでに掲載されている2つの技術と合わせ、5つの技術が掲載されています。これらの技術に有効な当社開発の3D点群ソフト『NuBas』(ヌーバス)もバージョンアップしましたので、合わせてご紹介いたします。
■追加掲載された技術
追加された技術はドローン技術が2つと、狭隘な桁下空間の状況把握技術が1つとなります。
★『ドローン搭載カメラによる点検支援技術(剥離・鉄筋露出)』
[技術番号:BR010073-V0024]
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/c/BR010073.pdf
★『狭隘な橋りょう桁下空間の状況把握技術』
[技術番号:BR010074-V0024]
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/c/BR010074.pdf
・『ドローン搭載カメラによる点検支援技術(うき)』
[技術番号:BR020036-V0024]
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/c/BR020036.pdf
■すでに掲載されている技術
★『3Dデータを活用した構造物の状態把握(剥離)』
[技術番号:BR020017-V0324]
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/c/BR020017.pdf
★『3Dデータを活用した構造物の状態把握(洗掘)』
[技術番号:BR030038-V0324]
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/c/BR030038.pdf
※上記★ マークがついている技術が『NuBas』併用を推奨する技術です。
■掲載された技術への『NuBas』の有効性
『NuBas』は2023年の6月にリリースされた点群処理からモデリング、差分解析など、これらの処理をワンストップで実現できるソフトウェアです。
点検技術支援性能カタログに掲載の技術では、市販の画像解析ソフトを使用し、点群データの生成を行います。その後『NuBas』にて解析機能の差分解析、体積計算、面積計算機能を中心に使用することで成果品を作成します。
■『NuBas』のバージョンアップ
2024年4月にVer.2024.1にバージョンアップをしました。
・ダークモード対応、UIカラーをオリジナルにカスタマイズ
・「形鋼モデル」に「山形鋼」と「面材」を追加し、構造物のモデリングを効率的に
・正・負の数値を分けて求積可能。設定画面もわかりやすく変更
・システムアイコンをみやすくし、直感的な操作へ
■『NuBas』のバージョンアップ詳細
・ダークモードへの対応、機能アイコンを大きめにすることで、これまで以上に直感的に分かりやすく作業ができるようになりました。
【旧バージョン】
【新バージョン】
・ご高評いただいております、構造物のモデリングを自動で行う「形鋼モデル」に「山形鋼」と「面材」を追加しました。今まで以上にモデル作成作業の短縮をサポートします。
1.点群をなぞることで形状が認識されます。
自動生成時、点群を選択する位置のガイドが表示されます。(画像左・赤枠内)
2.長さを調節します。(画像中)
3.モデリングが完成します。(画像右)
・差分解析結果から変形箇所の面積や体積を求める時の設定画面を一新しました。詳細な設定が可能になり正・負の数値を分けた求積、設定方法もわかりやすくなりました。
【旧バージョン】
(画像上 赤枠内 拡大)
【新バージョン】
(画像上 赤枠内 拡大)
☆『NuBas』について
『NuBas』は「3D点群の活用を一本のソフトで行いたい!」という技術者の声から始まり、「直感的に使うことができる」「さまざまな産業に対応できる」ことを目指し生まれました。
点群処理や差分解析など3Dを活用したDXを検討している方や、3D処理の工程削減を目指す方など、初心者から上級者まで使用できるソフトウェアです。
☆ソフト紹介
【点群処理・モデリング機能】
BIM/CIMモデルを、点群から作成する「モデリング機能」を搭載し、現況に近いデータ作成が可能です。また基本的な点群前処理(点群合成、ノイズ除去等)も合わせて行うことができます。直感的でシンプルな画面まわりと操作性で、3Dを扱う初心者でも簡単に操作可能です。
【解析機能】
解析機能の一つ「差分解析」は、構造物などモノの「変化」を数値情報から可視化(カラーマップ化)する技術です。具体的な使用例として、鋼構造物やコンクリート構造物の損傷や道路の不陸調査に使用することができます。また、設計データを基準として差分解析する事で出来形などの品質管理にも役立ちます。
【点群処理・モデリング・解析を一本で行える】
その他お客様からいただいたご要望にお応えして、お客様独自仕様となる機能の追加開発をすることも可能です。
【直感的でわかりやすい】
「画面まわり」と「ボタン配置」を工夫し、誰でも簡単に専門性が高い処理を行うことができます
☆推奨動作環境
対応OS |
Windows10(64bit)以上 |
CPU |
Intel Core i7 |
ハードディスク |
16GB以上 |
グラフィックボード |
OpenGLサポートのグラフィックボード(必須) |
☆資料ダウンロード
https://kensetsu.ipros.jp/product/detail/2000676156
☆ HP
★無料トライアル実施中★
※申込状況によりお待ちいただく可能性がございます。