セミナー開催のご案内「小島嶼開発途上国の気候変動適応戦略」 モルディブの人工島開発経験からの貢献
2月29日(木)14:00〜17:00 笹川平和財団10階会議室にて オンライン参加可
2024年2月15日
公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団
モルディブの人工島 フルマーレ(住宅公社HDCのホームページより)
公益財団法人笹川平和財団(以下笹川平和財団)、モルディブ国立大学、公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団(以下日本GIF)、法政大学は、2月29日(木)14時から、笹川平和財団10階会議室にて、モルディブからモルディブ国立大学副学長のアイシャ・シェヘナーズ・アダム氏、住宅公社(HDC)戦略経営本部長のアーマッド・アスラム氏らを招聘し、「小島嶼開発途上国の気候変動適応戦略 モルディブの人工島開発経験からの貢献」をテーマにセミナーを開催します。セミナーは参加無料で、Zoomによるオンラインでも配信、どなたでもご参加いただけます(要事前登録)。
気候変動に最も脆弱な小島嶼国のひとつであるモルディブは、世界の環礁国の中で最も平均海抜が低いため、海面の上昇による存亡の危機に直面しています。モルディブ政府は、先駆的な気候変動適応策として、首都マレの近くに平均海抜2メートルの人工島「フルマーレ」を建設し、現在も拡充しています。本セミナーは、モルディブの独創的な戦略に着目し、フルマーレの開発と、移住者の急増に焦点を当てます。
本セミナーには、モルディブと日本の、気候変動適応策や移住、また国際援助についての専門家が一堂に会します。モルディブのこれまでの革新的な経験を紐解き、それが同様の危機に直面している他の小島嶼国の海面上昇適応戦略にどのように貢献できるかを検証するとともに、レジリエントで持続可能な解決策への道筋を描きます。みなさまのご参加をお待ちしております。
セミナーの概要は以下の通りです。
セミナー概要
主 催: 笹川平和財団、モルディブ国立大学、日本GIF、法政大学
日 時: 2024年2月29日(木)14:00~17:00
名 称: 「小島嶼開発途上国の気候変動適応戦略」
モルディブの人工島開発経験からの貢献
会 場: 笹川平和財団10階会議室(東京都港区虎ノ門1-15-16)
https://www.spf.org/about/access/
*Zoomを利用したオンライン配信あり
プログラム
開会挨拶
安達一(笹川平和財団 常務理事)
基調講演:モルディブの気候変動適応戦略
アイシャ・シェヘナーズ・アダム(モルディブ国立大学 副学長)
フルマーレに関する概要説明
アーマッド・アスラム(住宅公社/HDC 戦略経営本部長)
アイシャス・ライラ(住宅公社/HDC 戦略経営本部研究開発部長)
フルマーレ住民の満足度への影響要因
坂本晶子(日本GIF 事務局長)
中山幹康(日本GIF 専務理事)
島嶼間移住への動機に関する予備調査結果
ラヒマ・アブゥドゥル・ラヒム(モルディブ国立大学 研究科長)
前川美湖(笹川平和財団 アジア・イスラム事業グループ 主任研究員)
坂本晶子(日本GIF 事務局長)
パネルディスカッション
モルディブ国立大学 代表者
住宅公社/HDC 代表者
国連開発計画 代表者
藤倉良(法政大学 人間環境学部 教授)
日下部尚徳(立教大学 異文化コミュニケーション学部 准教授)
閉会挨拶
中山幹康(日本GIF 専務理事)
申込方法: 下記アドレスから事前登録
会場参加申込フォーム
https://f.msgs.jp/webapp/form/19951_jndb_996/index.do
オンライン参加申込フォーム
https://f.msgs.jp/webapp/form/19951_jndb_997/index.do
申込締切: 2月28日(水)17:00
会場参加の定員:50名
*定員に達しましたら会場参加のお申し込みを締め切らせていただきます
*オンラインには定員はありません
注意事項: お申し込みにあたり、下記アドレスの注意事項をご参照ください
https://www.spf.org/seminar/list/20240229.html