「はぴバス」で福井県観光を楽しもう!北陸新幹線開業合わせ、県内5社が着地型観光バスツアー催行。
3月16日から、恐竜博物館や永平寺、朝倉氏遺跡など巡る11コース。伝統工芸や食も満喫。
北陸新幹線福井・敦賀開業日の2024年3月16日(土)から、福井県内の貸し切りバス事業者5社と福井県バス協会は、県内観光地を巡る着地型観光バスツアー「はぴバス」を運行します。県内新幹線4駅を発着点に、歴史や自然体験など地域の観光資源を盛り込んだ計11コースを展開します。
全国初の取り組み
新幹線を降りた後の二次交通が課題となる中、バス事業者と県バス協会は、各駅を発着点とする観光バスツアーの運行を目指しコンソーシアムを結成しました。こういったコンソーシアムを組織してバスツアーを催行するのは全国初の取り組みとなります。
「はぴバス」の名称は、「幸福度日本一」の福井県で、「幸福(ハッピー)」に満たされる旅を提供しようと命名しました。
多彩な11コースでおもてなし
「定期観光バス」3コースと「募集型企画旅行ツアー」8コースがあり、計11コースのうち7コースはバスガイドが同乗して案内します。 各コースでは世界有数の規模を誇る福井県立恐竜博物館、禅の文化を体感できる大本山永平寺、戦国時代のまちなみを今に伝える一乗谷朝倉氏遺跡、若狭の海と湖を一望できるレインボーライン、1500年の伝統を持つ越前和紙をはじめとした伝統工芸体験など、多くの魅力的なコンテンツが楽しめます。
福井の名所を効率よく周遊
「定期観光バス」は2024年3月16日(土)から11月30日(土)まで、毎週土・日曜・祝日に運行。最少催行人数はなく、当日申込も可能です。3コースのうち、半日で福井観光のハイライトを楽しめる「初めまして ふくい名所旅」はJR福井駅発着で、福井県立恐竜博物館などに行くAコースと、大本山永平寺や一乗谷朝倉氏遺跡を巡るBコースがあり、大人1人5,500円です。
「定期観光バス」のうち、一押しのツアーは「ふくいの幸 食べ比べ」コース。福井が誇る海の幸やブランド牛、地酒が楽しめる「はぴバス」限定ランチが味わえます。メニューは、プリプリでねっとりとした甘みが魅力のふくい甘えび丼や、上品な脂のりともっちり肉質が特長のふくいサーモン丼、若狭牛握り寿司 、おすすめの地酒など盛りだくさんです。(時期によってメニューが変更となる場合があります)
巡る観光地は福井県随一の観光名所・東尋坊と、現存する全国12天守の一つである丸岡城です。大人1人12,900円。
8のテーマで福井を深掘り
「募集型企画旅行ツアー」の運行期間は3月16日(土)~5月31日(金)で、各コースごとに運行日、最少催行人数、申込締切日が設定されています。主に1日かけて福井県内を巡り、観光、体験、食事を通して、福井を楽しんでいただけます。価格は大人1人4,800円~14,800円。
福井県越前市で一時期を過ごした紫式部が主人公の大河ドラマ「光る君へ」の魅力に迫る大河ドラマ館を訪れるコースは、「はぴバス」限定でドラマ館館長の案内付き。夕方に出発して「星空日本一」にも輝いた大野市・六呂師高原の星空を楽しむナイトクルージングツアーや、懐かしのボンネットバスで巡るコースも用意しています。
詳細は、はぴバス公式サイトに掲載しています。予約は公式サイトのほか、各旅行代理店で受け付けています。