新さっぽろ駅前再開発
~ランドマーク「BiVi新さっぽろ」のデジタルサイネージ設置と運営をサポート~
2023年12月27日
表示灯株式会社
鉄道駅や公共施設での周辺案内地図の掲出など、公共性の高い事業を展開する表示灯株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長:德毛孝裕、以下、「当社」)は、大和ハウスグループの大和リース株式会社が、この度オープンした複合商業施設「BiVi新さっぽろ」(札幌市厚別区)において、デジタルサイネージの設置およびその運用に係る技術提供を行いました。
札幌市の「新さっぽろ駅周辺地区地区計画」に基づいた駅前再開発「新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト(マールク新さっぽろ)」のうちの最後の施設として、大和リース株式会社の複合商業施設「BiVi新さっぽろ」が2023年11月30日(木)にオープンしました。
施設内には、2階の室内公園「BiVi PARK」の大型ビジョンの他、各所に計14台のサイネージが設置されています。
施設内の様々なビジョンやサイネージには、それぞれの季節に合わせた環境映像が流れています。さらに、12月17日に開催されたeスポーツのイベントでは、大型サイネージにゲーム画面が投映され、プレイヤーと同じ視線で来場者がプレイを共に楽しむことができました。このような催しは、今後も引き続き実施される予定です。
<当社が独自開発したデジタルサイネージ配信管理システムNavitage>
施設内のデジタルサイネージ媒体は、当社が運用する配信システム「Navitage」で配信管理、運営を行っています。「Navitage」は、コンテンツ編成・配信、ハードウェアの常時監視、Lアラート(災害情報共有システム)への対応など、様々な機能を統合した Webベースのデジタルサイネージプラットフォームです。全国の主要な駅や自治体で3,300面(2023年11月末時点)を超えるロケーションのサイネージを管理・運営しています。
大和リース株式会社 北海道支店 BiVi新さっぽろ支配人 津田周作様のコメント
BiVi新さっぽろのオープン前から、エリアマネジメントを近隣と連携して行ってきました。オープンに際しては、「いよいよ開発事業が完成する」と、近隣の方にご期待をいただいております。ご期待に応えるため、先ずは多くのお客様に来ていただけるよう、様々な来館動機に対応したイベントを企画し、そのイベントの告知をタイムリーにサイネージで行います。また、イベントと連動し、サイネージや大型ビジョンを活用した体験活動を提供し、地域を盛り上げていきたいと考えています。表示灯株式会社との連携を通じ、広告運用にも取り組んでいく予定です。様々な事業者のPRにサイネージや大型ビジョンを活用いただき、エリア全体の活性化に貢献し、地域の皆様や関係機関と協同して参ります。
大和リース株式会社 北海道支店 設計課 金子ゆりか様のコメント
次世代の商業施設というものを考えた時、他施設との差別化が課題となりました。物を買うだけではない、飲食をするだけではない、そこでしかできない体験を提供する。そのために、2階の室内公園「BiVi PARK」を中心とした空間演出を施設全体で展開することにしました。買い物をする人だけではなく、誰もが使える次世代の公園を提供することが我々の使命だと考えました。表示灯株式会社には、「BiVi PARK」の空間演出に必要な技術面で、サイネージの設置や他社から導入した大型ビジョン、eスポーツ動画・配信設備の揃った「BiVi STUDIO」との連携などの課題に対し、多くの関係者がいる中で綿密な調整を行っていただきました。我々デベロッパーの手の届かない所まで現場各所との調整をいただき、無事に運用を開始できました。
当社は今後もデジタルソリューション技術の向上を通じ、多様な利用者・来訪者から愛されるまちづくり、地方創生、地域の活性化と発展に貢献してまいります。