長崎県と長崎大学病院が主催する県民公開講座に協力
~「みて、きいて、健康チェック!脳卒中と心臓病」~
オムロン ヘルスケア株式会社 (本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下、当社)は、長崎大学病院 脳卒中・心臓病等総合支援センター(所在地:長崎県長崎市坂本、病院長:中尾 一彦、以下 長崎大学病院)が2024年1月14日に主催する、県民公開講座「みて、きいて、健康チェック!脳卒中と心臓病」に協力します。この県民公開講座は、長崎大学病院の医師による講演や関連企業の体験イベント等を通じて、脳卒中、心臓病などの循環器疾患の予防を目的とした啓発活動です。今回、当社は、携帯型心電計HCG-8060Tでの心電図測定体験および、上腕式血圧計 HCR-1901T2での血圧測定体験を行います。
脳卒中や心不全などの脳・心血管疾患の原因となるのが、高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病による動脈硬化、心臓の心房という部位が痙攣して全身に血液をうまく送り出せなくなる心房細動です。これらの疾患は気づかないうちに進行し慢性化することが多く、心房細動を持つ人の約4割は自覚症状が全くないといわれています。*1さらに、動悸や息切れ、めまい、疲れやすさなどの症状がある場合でも、すぐに治まってしまうなどの理由で医療機関を受診しないケースも多くあり、年に1~2回の健康診断だけでは早期発見が難しいといわれています。
長崎大学病院は、長崎県において脳卒中・心臓病などの循環器疾患予防・対策を進めていく中心的な施設として、厚生労働省の「脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業」に選定されています。また、当社は、循環器事業のビジョン「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」の実現に向けて、家庭での血圧測定や心電図記録の普及に取り組んでいます。今回の県民公開講座を通じて、世界中の一人ひとりの健康ですこやかな生活に貢献していきます。
*1Senoo K, et al. Circ J. 2021;76(4):1020-1023
■長崎大学病院 脳卒中・心臓病等総合支援センター 県民公開講座「みて、きいて、健康チェック!脳卒中と心臓病」概要
主催:長崎県、長崎大学病院 脳卒中・心臓病等総合支援センター
後援:長崎市、一般社団法人 長崎県医師会、一般社団法人 長崎市医師会、一般社団法人 長崎県薬剤師会、公益社団法人 長崎県看護協会、日本循環器協会長崎県支部、日本脳卒中協会長崎県支部、公益社団法人 長崎県理学療法士協会、一般社団法人 長崎県作業療法士会 ほか
日時:2024年1月14日(日)14:00~16:00
場所:出島メッセ長崎 会議室101・102
■プログラム
【講演(14:00~15:00)】
・中尾一彦 病院長 挨拶
・「脳からのアラート : 脳卒中を知り、その時に備える」 脳神経内科 立石 洋平先生
・「心臓からのメッセージ:心臓病を知り、身を守る」 循環器内科 黒部 昌也先生
【健康相談ブース】
・脳卒中ブース:脳神経内科、脳神経外科、看護師、医療ソーシャルワーカー
・心臓病ブース:循環器内科、心臓血管外科、看護師、医療ソーシャルワーカー
・リハビリブース:理学療法士、作業療法士
・栄養管理ブース:管理栄養士
・薬剤ブース:薬剤師
【健康チェックブース】
・体組成計(体重、体脂肪率や内臓脂肪などの測定)
・心電計付き血圧計(血圧測定、不整脈の判定)
・HbA1c(糖尿病管理指標)・コレステロール値の測定
・血管年齢測定器(血管の硬さなどを測定)
・ベジチェック(推定野菜摂取量測定)
・AED体験 など
参加費:無料
参加資格:特になし
定員:先着300名
■心電図測定体験で使用する機器
不整脈などの自覚症状のある時に心電図を自分で記録できる携帯型心電計 HCG-8060T
主な特長
・携帯に便利な軽量・コンパクトサイズ
・2種類(1誘導、6誘導)の心電図を記録できる
・スマートフォンアプリ「OMRON connect(オムロンコネクト)」で心電図波形を解析、心房細動の可能性をお知らせ
・記録結果を保存、PDF等で結果を出力できる
※本製品は医師や医療関係者の指示により購入できる特定保守管理医療機器です
※医療機器承認番号:30400BZX00046000
URL:https://www.healthcare.omron.co.jp/medical/products/HCG-8060T/
■血圧測定体験で使用する機器
上腕式血圧計(腕を通すタイプ) HCR-1901T2
・「早朝高血圧」確認機能
・カフ部分を手前に引き上げると自動的に電源がはいります。
・表示部には視認性が高い反転液晶を採用。
URL:https://www.healthcare.omron.co.jp/product/hem/hcr-1901t2.html