全農オフィシャルアンバサダー石川佳純さん 新米の美味しさを味わう
新米試食会で料理研究家・しらいのりこさんが美味しいお米の炊き方を紹介
令和5年11月15日
全国農業協同組合連合会(JA全農)
JA全農は、2023年11月15日(水)に、全農所属で全農オフィシャルアンバサダーの石川佳純さんと料理研究家のしらいのりこさん(ごはん同盟)をお迎えして、「JA全農 新米試食会」を開催しました。
今夏は記録的な猛暑の影響によりお米の生育にとっても厳しい年となり、米粒の表面が乳白色となる現象が例年より多く発生しました。当日は乳白色の粒が少ないお米(普通炊き)と、乳白色の粒が多いお米を3つの方法(普通炊き、水を少なめ、早炊き)で炊飯し、石川さんに食べ比べていただきました。また、料理研究家のしらいのりこさんより、お米の美味しい炊き方や食べ方のコツを教えていただきました。さらに、猛暑によるお米づくりへの影響等について、新潟薬科大学の大坪研一特任教授より講演いただきました。
石川さんは「農家の方への感謝の気持ちを忘れずに、お米をたくさん食べて元気に活躍していきたい」と話しました。
(左から しらいのりこさん、石川佳純さん、高尾常務理事、大坪特任教授)
■石川佳純さんが新米を試食!しらいのりこさんが美味しいお米の炊き方をレク!
新米を試食した石川さんは「乳白色の粒が多いお米も少ないお米もどれも美味しいです。水量の違いや炊き方の違いで食感の違いを感じることができました。」と率直な感想を語りました。しらいのりこさんからは、「乳白色の粒が多いお米は水分を吸水しやすいので、好みに合わせて水量を調整したり、早炊きを活用することで、より美味しく召し上がることができます。」とお米の美味しい炊き方をレクチャー。石川さんは「炊き方一つでごはんを美味しく食べられるのですね。是非試してみます」と笑顔をみせました。
(試食をする石川佳純さんと炊き方についてお話するしらいのりこさん)
■食味マップでお米の楽しみ方を学ぶ
47都道府県の自慢の銘柄の食味を一覧にした全農オリジナル食味マップから石川さんは好みのお米のタイプとして「もちもちで少し粒感があるお米」をあげました。それに対して、しらいのりこさんから、「そのようなお米には、焼肉やハンバーグなど、しっかりとした味付けの料理が合います」とお米の楽しみ方を提案いただきました。石川さんは、「焼肉が大好きなので、自分にぴったりのお米を選んでいたということですね」と話しました。全農の高尾雅之常務理事は好みのお米のタイプとして「甘めでもちもちとしたお米」をあげ、しらいさんから「お米の美味しさが際立つ、おむすびやお刺身もおすすめです」と話がありました。高尾常務は「日本のお米は主食用のお米だけでも約320品種あります。料理に合わせて自分好みのお米をみつけて、毎日味わっていただきたいです」と想いを語りました。
(食味マップで好みのお米を指さす石川佳純さん)
■大坪特任教授により講演 猛暑による米生産への影響について
イベントでは、新潟薬科大学の大坪特任教授より猛暑による米生産への影響や食味への影響、新米を美味しく食べるための炊飯方法、さらに今後の米生産への展望の説明がありました。
(大坪特任教授による講演の様子)