補聴効果測定装置「HF-06」を発売
補聴器の効果を客観的に測定可能
2024年1月26日
リオン株式会社(本社:東京都国分寺市、代表取締役社長:岩橋清勝)は、補聴効果測定装置 「HF-06」 を2024年1月29日に発売します。本製品は、補聴器によって聞こえがどの程度改善しているか、客観的に測定することができます。補聴器の適合について医学的見地から示された「補聴器適合検査の指針(2010)」の検査用音源※1を搭載し、医療機関における補聴器診療をサポートします。機器本体は小型で省スペース化と自由度の高い機器配置を可能にするとともに、データの印刷や入出力を備え、補聴器診療・補聴器フィッティング現場での使いやすさを追求しました。
※1 著作権は一般社団法人日本聴覚医学会に帰属します。
■開発の背景
一人ひとりの聞こえに合った最適な補聴器をご使用いただくためには、聴力検査・測定結果に基づいた補聴器の調整とともに、装用効果(補聴器による効果)の確認が重要です。適切に装用効果が得られているかを客観的に測定し、その結果によって補聴器の再調整が可能となります。調整と効果測定を組み合わせることで、適切な補聴器フィッティングが実現し、補聴器ユーザーの満足度が高まります。
日本は欧米諸国と比較して、補聴器普及率や難聴者の補聴器に対する満足度が低いのが現状です※2。補聴効果測定装置「HF-06」は、この状況を改善するための、医療機関における効果的で効率的な補聴器診療の促進に資する製品であり、耳鼻咽喉科医師や補聴器調整の専門家をサポートします。
当社は難聴の発見から解決まで、一気通貫で聞こえの価値を提供する、聴覚ヘルスケアのエキスパートブランド「リオネット」を展開しており、聴覚検査機器、補聴器、双方の開発視点から、聞こえに不安や悩みを抱える方の満足度向上につながる本製品の開発に至りました。
※2 参考:JapanTrak2022
■製品情報
商品名 |
補聴効果測定装置 「HF-06」 |
写真には別売品(PC、スピーカ、応答ボタン)が含まれます。
■詳細は医療従事者向けポータルサイト「Rionet MedPort」にて公開しています。
URL:https://medpo.rionet.jp/medport/product/detail/?tid=HF060009
【報道に関するお問い合わせ先】
リオン株式会社 (URL:https://www.rion.co.jp/)
担当:IR広報課 岡部、重川
TEL:042-359-7830