『学生生活マネー&キャリア』(小冊子)全面リニューアル
お金の知識を味方につければ、未来の選択肢も広がる!
日本FP協会(所在地 東京都港区、理事長 白根壽晴)は、学生(主に大学1~2年生)を対象に、学生生活で必要なお金の基礎知識や、将来のキャリア・ライフプランを組み立てるのに役立つ考え方をまとめた『学生生活マネー&キャリア お役立ちハンドブック!』を制作しています。このたび、学生がお金の知識を自分事として捉え、学びを行動へとつなげていける構成にリニューアルし、全面改訂版を発行しました。
2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられ、学生が保護者の同意なく、自らの意思でクレジットカードを作ることやローン契約、賃貸借契約等を行えるようになりました。しかし、『18歳・19歳の消費者トラブルの状況』(国民生活センター、2023年5月)によると、これまで契約当事者が20歳代の相談に多かった「脱毛エステ」や「副業」等に関するトラブルの相談が、18歳・19歳でも増加傾向にあり、成年に達した学生の金融リテラシー向上は差し迫った課題であるといえます。
本冊子は「学生生活に関わるお金」「キャリアデザイン・卒業後を考える」の2つのパートで構成。前半では、学生生活で必要なお金や学生が遭遇するお金のトラブル等の基礎知識を、後半では、これからのライフプランを組み立てるうえで必要な考え方をコンパクトにまとめています。また、自分自身に関するお金のことを書き出す「ワークシート」や学んだ内容に沿って実践を促す「アクション」に加えて、知識や気づきを得られる「コラム」を掲載。重要語句にはマーカーを引き、学生が自ら検索し理解を深められるように工夫しました。本冊子をご活用いただき、お金と上手に付き合っていきましょう。
授業での使用を希望される学校には本冊子を無償で提供します。一般の方には、1部220円(税込・送料別)で販売します。身近に学生がいる方、教える立場の方もぜひご活用ください。
本冊子の内容は弊会ホームページにてご覧いただけます。(印刷不可)
https://www.jafp.or.jp/personal_finance/student/handbook/
日本FP協会は、社会教育活動としてファイナンシャル・プランニングの普及とパーソナルファイナンス教育(金融経済教育)を推進し、社会全体の利益の増進に寄与することを目的としたNPO法人です。また、パーソナルファイナンス教育の担い手となる高い能力と高い倫理観をもったファイナンシャル・プランナー(CFP・AFP認定者)を養成しています。