鈴与シンワート、鈴与シンワ物流(株)の運行管理システム選定/導入を担当 「運行管理システム選定支援」編
さらなる、業務の品質と安全性を追求したサービスを提供し続けることを目標に、最適なシステムを選定
2024年1月11日
鈴与シンワート株式会社
鈴与シンワート株式会社(代表取締役 社長執行役員 德田 康行、本社所在地:東京都港区、以下鈴与シンワート)は、鈴与シンワ物流株式会社(代表取締役社長 大石 素久、本社所在地:東京都港区、以下鈴与シンワ物流)の運行管理システムのリプレイスについてのコンサルティングを提供しています。
本コンサルティングの進捗状況を段階ごとにリアルタイムレポートします。
以下、リアルタイム導入事例(https://logistics.shinwart.co.jp/case/itconsul/ssb_1/)の抜粋
■運行管理システムリプレイスの背景
鈴与シンワ物流は、車両50台ほどを所有する運送会社ですが、京浜港の湾岸部での倉庫事業や輸送船・大型荷役機器などを用いた港運事業、そして業界トップクラスの大手顧客複数社に対してバルク車・ウイング車など特殊車両を用いた陸運事業を展開しております。同業他社だけでなく顧客の関連会社運輸事業者も含まれる環境では、外部から参入している弊社は、他社より安全かつ効率の良いオペレーションを維持し、より顧客からの信頼を得続ける必要があります。
今回、運行管理システムのリプレイスは、「さらなる、業務の品質と安全性を追求したサービスを提供し続けること」を目標に、弊社の要望に最適なシステムを選定することにしました。
従業員の安全や業務効率化を図るだけでなく、顧客への貢献にも資するツールにもなると考えています。
■取り組むべき課題
「2024年問題」と言われている、2024年4月から施行される「自動車運転手の時間外労働上限規制の施行」とそれに伴う「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(改善基準告示)に向けて、労働時間の短縮や従業員の安全確保、業務効率化が急務の課題となっています。
また、現在使用している車載機のサポート終了に伴い、車載機をリプレイスする必要があります。
それらを軸として、主に以下の5つの課題を解決したいと考えています。
①ベテラン運転手のノウハウをデータ化して蓄積し、業務改善に役立てること
②新システムを活用したITリテラシーの向上や、DX化に対応できる人材を育成すること
③安全管理の一環として、事故などのイレギュラーの際、リアルタイムにドラレコのデータを事業所や本社で管理し、マネジメント力を強化できること
④運送にあたり、最適なルートを選択するためのデータを蓄積し、業務の効率化を図れること
⑤高速料金や燃料費などをデータ化し、採算性の余地がある運行業務については現行より効率的に荷主へ改善要望提案ができる情報を蓄積すること
■会社の将来像や、システム入れ替えについての方針
私が会社の代表となり、2年目になりますが、会社の基本方針を「働きやすくやりがいのある職場づくりを推進し、お客様に信頼され、選ばれる会社となる」と定めました。もちろん顧客も大事ですが、その顧客への責任を全うするには、弊社に良い人材を定着させることが必須です。
良い人材が定着しない会社は、安全品質が落ち、顧客の信頼を失い、衰退していきます。そして、人の入れ替わりが激しい会社は、新人が入るたびに専門知識、経験を積ませなければならず、非効率です。
同じオペレーションをするのに他社より何倍も時間と労力がかかり、確実なオペレーションができない時代遅れの職場環境では良い人材は集まりません。弊社は、事故を起こさず、従業員各々が体調管理できるワークライフバランスの整った健康な会社となるよう日々努めております。
良い人材を定着させるために必要な「安全確保と業務効率化を図れるシステム」を選定したいと思っています。
一方、従業員には、新しい車載システムを使いこなすスキルを身につけ、さらにはITリテラシーの向上もしてほしいと考えています。
業務改善に最適なシステムと、それを使いこなす従業員のスキルがあれば、他社は簡単に真似できません。それが弊社の強みになり、結果、鈴与シンワ物流の企業基盤は、より盤石なものとなっていきます。
■事例の詳細について
https://logistics.shinwart.co.jp/case/itconsul/ssb_1/
■鈴与シンワ物流株式会社 会社概要
社名 | 鈴与シンワ物流株式会社 |
所在地 | 東京都港区海岸3-26-1 バーク芝浦5階 |
設立 | 2011年(平成23年)11月1日 |
資本金 | 5,000万円 |
事業内容 | 貨物利用運送業、港湾運送業、倉庫業 |
社員数 | 68名 ※2023年(令和5年)7月1日現在 |
■鈴与シンワートについて
鈴与シンワートは、鈴与グループ唯一の上場企業として大規模情報システムの開発、物流ITコンサルティングサービス、人事・給与・会計などの業務ソリューション及びアウトソーシングの提供、そしてデータセンター&クラウドサービスを展開しております。
※本プレスリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。