AI・データサイエンスを活用した金沢工業大学の教育事例を紹介。「教育DXフォーラム2023」を開催
12月14日(木)にオンラインで開催
金沢工業大学(学長:大澤敏)は、教育DXの取り組みを紹介する「教育DXフォーラム2023」を12月14日(木)17時05分よりオンラインにて開催します。
本フォーラムでは、本学の教育DX方針やデータサイエンス・AI教育の概要のご紹介に加え、AIやVR・データサイエンスを活用した正課授業における教育DXの事例を紹介します。
【教育DXフォーラム2023】
[日時]12月14日(木)17:05-18:15
[場所]オンライン(Zoomウェビナー)
[対象]高校生・大学生・高校教職員・大学教職員
[ウェブページ]https://www.kanazawa-it.ac.jp/jigyo/dx/event/index.html
[お申込URL]https://forms.office.com/r/TK71ptDZUM
[お申込締切]12月11日(月)
内容(予定)
[17:05-17:15]
金沢工業大学の「教育DX」の取組について
学長 大澤 敏
[17:15-17:30]
金沢工業大学におけるデータサイエンス・AI 教育について
工学部情報工学科教授・主任 AI情報技術教育センター所長 山本 知仁
[17:30-18:15]
データサイエンス・AI等を活用した教育DX実践(正課授業の事例紹介)
■社会実装型PBL科目における活用事例
基礎教育部 プロジェクトデザイン基礎教育課程 教授 金井 亮
■KIT物理ナビゲーションで公開している立体視/VR実験動画を用いた物理教育
基礎教育部 数理・データサイエンス・AI教育課程 講師 秋山 綱紀
■SDGsイノベーション教育・ESDにおけるアウトプットの質向上を目指した生成系AIの導入
情報フロンティア学部 経営情報学科 教授SDGs推進センター 所長 平本督太郎
【金沢工業大学の取り組みの概要】
金沢工業大学では2020年度より、Society5.0社会をリードする人材育成を推進するために、「Education Technologyを駆使して今までとは次元が異なる格段に高い教育効果を生み出す」ことを目標とした「学生一人ひとりの学びに応じた教育実践」「時間と場所の制約を超えた学びの創出」を内容とした教育DXを実践しています。
2021年には文部科学省のデジタル活用教育高度化事業「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に採択されました。
学習で得られるデータに基づいて、学生が能動的な学習に転換した端緒や、学びを深めたポイント、修学につまずいた要因や学習意欲をなくしたポイントといった学びのプロセスを明確化し、データの解析を通して、学生の修学状況に適したアドバイスを行えるように活用しています。
さらに、対面と遠隔の教育を融合したハイフレックスによる教育環境の構築を進めており、大画面で臨場感のあるオンライン対話ができる等身大接続システムや、数種類のヘッドマウントディスプレイ、多様なデジタルコンテンツを、実験・実習科目などに体系的に導入する取り組みを進めています。
またデータサイエンス・AI等を活用した地域の課題解決に取組むPBL型の授業を実践するなど、地域の実データによる学修を通して問題発見解決能力を醸成する社会実装型の教育を行っています。