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投稿者:

ZYAO22編集部

施設で働くストレス過多の知的(精神)障害者や職員に向けて泣いてストレス解消「涙活」イベントを実施

感涙療法士のなみだ先生による「涙活」では意識的に涙を流すことで心身を整えストレス解消を図ります

ストレス解消効果と免疫力アップを泣くだけで叶えられるとあって、取り入れる人が増えている健康法「涙活」(るいかつ)。企業・自治体・教育機関・医療機関・福祉施設向けの「涙活」(るいかつ)イベントなどを手がけている、「涙と旅カフェあかね」(東京都新宿区)をプロデュースする「なみだ先生」こと感涙療法士の吉田英史は、障害者施設(就労継続支援B型)を運営する「NPO法人WLS(ワラス)」(群馬県邑楽町)主催で、2023年11月25日(土)10:00~11:30に利用者である知的障害者や精神障害者に向けて、2024年1月27日(土)10:00~11:30に施設で働く職員に向けて、それぞれ涙活イベントを実施します。参加者には涙の効能についての講義やストレス解消になる泣き方を学んでもらい、実際その場で「涙活」も体験してストレスフリーな生活を送ってもらうべく泣きやすい体質に変えていきます。

 【 糸魚川市社会福祉協議会主催で涙活講演会 】  

【目黒区社会福祉協議会主催で涙活ワークショップ】

【障害者福祉施設を運営するNPO法人「HOME」主催で涙活イベント実施】

■施設の利用者や職員が抱えるストレス問題

・利用者である知的障害者や精神障害者等のストレス状況
企業で働く障害者に関する障害者職業総合センターの調査によれば、約60%が職場でストレスを経験しており、上司・同僚とのトラブルや作業量の負担、仕事上の失敗が主なストレス要因となっています。知的障害者の55%がストレスを経験し、人間関係の問題や本音を言えないこと、仕事での失敗が主な原因となっていて、また精神障害者も人間関係に関連したストレスを経験し、「当事者に聞く精神障害者の就労における困難と支援に関する調査(山村りつ氏)」によれば感情や辛さを伝えられないことが精神的なストレスとなり、離職につながることが指摘されています。従来、従業員が仕事で感じるストレスは従業員自身で対処する必要がありましたが、近年では雇用主が従業員のためにストレスマネジメントと呼ばれるストレスへの適切な対処法や防止策を講じるようになってきています。その一つの方法として「涙活」は有効だと考えられます。

・障害者施設職員のストレス状況
福祉・介護業界は、他の分野に比べ、従業員が抱えるストレスが著しく高まり、メンタルヘルス上の課題が顕著であることが、さまざまなデータで明らかにされています。たとえば、厚生労働省が発表した「令和3年度 過労死等の労災補償状況」によれば、「精神障害」による労災の請求が業種別に示され、その中で「社会保険・社会福祉・介護事業」が最も多いことが確認されました。今回涙活イベントを実施する障害者施設も例外ではありません。職員は様々な障害を抱えた利用者の生活介助などに従事しています。この仕事には大きなやりがいがあり、社会的な重要性も高い一方で、さまざまな困難が伴います。知的・精神・発達に障害のある利用者とのコミュニケーションは非常に難しく、知的障害者の場合、介護職の話が理解できず逆の行動をとることがあります。また、精神障害者の場合は、気分の変動で職員の言葉に過敏に反応し、暴言や罵倒を浴びせることがあります。これらの課題から、コミュニケーションや関わりが難しく、多くの職員が離職・転職を検討する状況となっています。

これはまで仕事等で感じるストレスは個人で対処する必要がありましたが、近年会社等で、雇用主が従業員のためにストレスマネジメントと呼ばれるストレスへの適切な対処法や防止策を講じるようになってきています。その一つの方法として「涙活」は有効だと考えらています。

■ ストレス社会で注目される「涙活(るいかつ)」

恋愛映画やドラマを鑑賞し、思いっきり泣いた後、「なんとなく心がスッキリし、明るい気持ちになれた」という人は、多いのではないでしょうか。

「涙活」とは意識的に泣くことでストレスを発散する方法です。人は、2分から3分ほど泣くだけでも、自律神経が交感神経(=緊張や興奮を促す神経)から副交感神経が優位な状態(=脳がリラックスした状態)へとスイッチが切り替わります。また泣くことで脳が癒され、たまったストレスをスッキリ解消することができるだけでなく、心の混乱や怒りがしずまり、敵意が軽減することが研究で明らかになっています。
さらに「涙活」は、メンタル面のみならずフィジカル面でも効果を発揮。泣くことで免疫力を左右するリンパ球が活性化し、体の中から病気の原因となるウイルスを撃退してくれます。また同時に、唾液などの粘膜に存在する免疫物質であり、免疫グロブリンの一種であるIgAの活動も高まり、目や口などから侵入するウイルスをブロックして感染症にかかるリスクを減らすため、さまざまな病気の予防に役立ちます。

日頃、“泣いてはいけない”と感情を押さえ込んでいる人が多いなか、「涙活」イベントでは、「なみだ先生」こと感涙療法士の吉田英史が“泣いてはいけない”という思い込みを取り去ってくれるので、遠慮なく誰もが号泣できる、またとない好機です。思いっきり泣くことでスッキリとストレスを解消し、リラックスし、免疫力を向上する機会に繋げていけるよう願っています。

【前頭前野は共感脳と言われ、人が何かに共感する、感動するとここがふるえ泣くという行為にいたります。 イベントでは共感して涙が流れる仕組みを解説します。 】

 【 泣くとストレスホルモン「コルチゾール」の数値が大幅に減少。 】

【 POMSテストによると泣く前と後で「緊張」、「敵意」、「混乱」の尺度の数値が大幅に減少】

 【 自律神経が副交感神経が優位な状態に。一粒の涙を流すだけで一週間ストレス解消効果が持続。 】  

 【 副交感神経が活発になると免疫力が上がります。 】 

■自分だけの泣きツボを見つけ、泣きやすい体質づくりを可能に

イベントでは、実際に涙を流してもらうことで、「涙活」を体験できる機会やノウハウを提供。恋愛もの、家族もの、動物もの、アスリートものなど、泣ける分野は人それぞれです。泣きやすくするには、自分の「泣きのツボ」を知っているとよいでしょう。「泣きのツボ」は人によってそれぞれ異なります。人が何かに共感して泣くとき、その対象に自分の人生経験を投影して重なる部分で涙を流します。歩んでいる人生、皆さんそれぞれ異なるように、「泣きのツボ」も異なります。家族もの、友情もの、子弟もの、動物もの、アスリートもの、あるいは大自然の風景に涙する人もいます。家族もの一つとっても、父と息子もの、父と娘もの、母と息子、娘、おじいちゃんもの、おばあちゃんもの等、泣きのツボは多岐にわたります。「泣きのツボ」はその人の根幹部分であり、成育歴や現在のその人の生活環境に影響されてつくられます。
イベントでは、映像鑑賞や泣ける話創作ワークショップ等を通じて、自分だけの泣きのツボを見つけ、泣きやすい体質になれるコツを体得してもらいます。また家で簡単に実践できる「涙活」の方法についても伝授。「涙活」による感じ方の変化を参加者で共有します。

 ■ 涙活イベント(2回実施)概要

第一回実施日時:
2023年11月25日(土)10:00~11:30
対象:
知的障害者や精神障害者(発達障害を含む)などの施設利用者
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第二回実施日時:
2024年1月27日(土)10:00~11:30
対象:
施設で働く職員など
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会場:「BREAD LAND HOME GO ROUND」
   (住所:群馬県邑楽郡邑楽町中野4865-1)

主催:NPO法人WLS(ワラス)
   障害者施設(就労継続支援B型)

内容:

①涙の効能についての講義

なぜ泣くとストレス解消になるのかを医学的エビデンスに基づいて解説します。

【ポイント】講義で「泣いてはいけない」という思い込みを外し泣きやすくします。

【涙の効用について黒板やホワイドボードを使ってわかりやすく図解説明 】 

②感涙動画上映、絵本の読み聞かせ、手紙文の朗読

さまざまなジャンルの2~3分の短い映像を複数鑑賞してもらったり、絵本の読み聞かせや手紙文の朗読で涙を流してもらいます。

【ポイント】ジャンルは、親子愛、兄弟愛、夫婦愛、動物愛、友情もの、子弟もの、アスリートものと多彩。あらゆる角度から参加者の泣きのツボを刺激します。

 【 様々な手段を使って泣いてもらいます 】 

 【 涙活をしやすくするめの環境づくりについて 】 

③泣ける話創作ワークショップ

参加者には現場であった泣ける感動エピソードを書いて発表してもらいます。

【ポイント】同じ現場で働いている者同士でしかわからない苦労話も出てきます。共感脳がふるえ涙を流す参加者が続出します。

 【 泣ける話を書くときに、人は無意識に自分の泣きのツボを参照にして書き出します 】 

④涙友タイム

涙活体験の気づきや感想、どこで泣いたのか、なぜ泣いたのかを参加者同士で共有します。

【ポイント】泣いた理由を述べるには、その人自身の体験に即して話が出てきます。それを聞いて泣き出す参加者も。

 【 知らない人同士でも、自己開示をして、泣き出します 】 

⑤「一枚の写真で泣こう」ワークショップ

参加者に一枚の写真を静かに三分間みてもらいます。

【ポイント】参加者それぞれが自由な解釈ができるので、カスタマイズされたストーリーで泣くことができます。

 【 一枚の写真をみて泣いてもらいます 】 

⑥感涙療法士という資格についての解説

涙活という手段を使って心の健康をサポートする新しい医療職「感涙療法士」について話します。

【ポイント】対人援助職である職員が新しい視点を得られます。

 【 感涙療法士認定講座を現在オンラインで二ヵ月に一回実施中 】 
 
 ■ 講師・吉田英史(よしだひでふみ)プロフィール

1975年生まれ。早稲田大学で心理学、教育学を学び、同大学院で人材マネジメントを研究。高齢者福祉施設、学校勤務を経て、現職に。高校教師時代に相談に来る生徒たちを見ていて相談中に泣き出す生徒ほど早く立ち直っていくことから「涙は人をスッキリさせて立ち直らせる効果がある」ことに注目していた。2013年から「涙活」をスタート。認定資格「感涙療法士」を医師、脳生理学者で、東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂氏と創設。感涙療法士として、教育機関(生徒・先生・PTA向け)、医療機関(医師や看護師等の医療関係者向け)、福祉施設(利用者、職員向け)、企業、自治体において、涙活講演会やワークショップを実施。また『涙と旅カフェあかね』という"泣ける"カフェや『鎌倉涙活ツアー』という"泣ける"ツアーもプロデュース。精力的に「涙活」を使ったサービスも展開中。他には二ヵ月に一回、感涙療法士認定講座を有田氏と実施。現在290人の感涙療法士が日本各地で活躍している。通称「なみだ先生」。元高校教師(英語科・情報科教員免許)、元スクールカウンセラー(公認心理師)。主な著書に『涙活力 るいかつりょく』(玄文社)。 

▼ なみだ先生HP:https://www.tearsteacher.com/
▼ 涙活HP:https://www.ruikatsu.net/
▼   感涙療法士認定講座HP:https://www.ruikatsu.net/kanruiryohoshi
▼ 涙と旅カフェ あかね HP : https://www.ruikatsu.net/tearsandtravelcafe
▼ 鎌倉涙活ツアーHP:https://www.ruikatsu.net/kamakuraruikatsu
▼ 涙活文庫HP:https://www.ruikatsu.net/ruikatsubunko

 【 吉田英史 著書 涙活力 るいかつりょく 】 

【涙活 参考 WEB記事】

・鎌倉で「涙活」ワークショップ 泣いてすっきり、ストレス解消 (2022年7月15日 鎌倉経済新聞)
https://kamakura.keizai.biz/headline/487/
・「40代以上の男性を泣かせたい」 都内開催の“涙活セミナー”に記者が参加、会場で見た意外な光景とは?
(2021年7月21日『アーバンライフメトロ』)https://urbanlife.tokyo/post/62034/
・自分の「泣きのツボ」を知り、1週間に1回、涙を流そう (2020年2月18日『THE21オンライン』 メンタルヘルス特集)
https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/7329
・泣くほどストレスに強くなる?「涙活」の魅力(2019年7月15日『商業界ONLINE』 サッポロビール社で社員に向けて涙活セミナー)
https://news.line.me/issue/oa-shogyokaionline/13430eac00d8
・30年泣いていなくても3秒で泣く方法教えます(2021年6月4日 『PRESIDENT 【プレジデント】』)
https://bit.ly/3TiszIr
・気軽に泣けるカフェとは? - “泣きの専門家”がはじめた優しい空間   (2019年3月27日『マイナビ』)
https://news.mynavi.jp/article/20190327-792105/

【 涙活 参考 YouTube動画 】

・ 『テレビ大阪ニュース』 泣いてストレス解消「涙活」 涙なしには見れない映像も

・ 『イギリス国営放送BBC』 日本社会は泣きづらい? 心と身体を癒す「涙活」

 ・ 『ニューヨークタイムズ』なみだ先生「あなたが最後に泣いたのはいつですか。」

 ・ 『関西テレビNEWS』  「涙活」から「泣くロボット」まで コロナ禍で再注目の「涙」 ストレス解消にとどまらないその“効能”とは

『フィリピン国営放送』・涙活ドキュメンタリー

■『涙と旅カフェ あかね』とは

2013年に『涙活』をスタートさせ、日本中の各所で、これまで約5万人近くの人を泣かせてきました。その中で、現代人は泣く場所さえ探していると思うようになりました。「男は泣くな。」「涙は女の武器」等、日本社会では、泣くことがネガティブな文脈で語られます。しかし、泣くことが”健康に良いことだ”と医学的に証明されるようになりました。「家族の前で泣けない、会社で泣けない、じゃあどこで泣けばいいのだ」という声をそこかしこで聞きます。そこで、しっかり泣ける場所を作る必要性を感じ、2019年に「涙と旅カフェ あかね」のプロデュースに至りました。涙活カフェでは、不定期で、”泣き”をテーマにしたイベントを開催。参加者には映像や音楽、絵本の読み聞かせ等で泣いてもらったり、泣ける作品の品評会や泣ける歌の合唱会・朗読会、なぜ人は泣くのかを考える会など各種イベントを実施しています。

【 『涙と旅カフェあかね』の前に「なみだ先生」こと感涙療法士の吉田英史】