冬季の道路メンテナンスの効率化に寄与する路面状態検知システムを 2023年10月に販売開始
正確な路面状態検知による凍結防止剤散布の最適化
2023年10月30日
冬季の道路メンテナンスの効率化に寄与する路面状態検知システムを 2023年10月に販売開始 ~正確な路面状態検知による凍結防止剤散布の最適化~ クリマテック株式会社
環境観測システムソリューションを提供するクリマテック株式会社(本社:東京都豊島区 代表取締役 郷司尚之)は、テコナ社(本社:フィンランド ヘルシンキ)と代理店契約を締結し、今年10月から路面状態検知システム及びモバイル路面状態センサを道路管理者及び研究者に向けて販売開始しました。
クリマテックは2023年11月9~10日に東京ビッグサイトで開催されるハイウェイテクノフェア2023に出展します。本製品も展示及びデモンストレーションを行います。(ブース番号:C-35)
■ハイウェイテクノフェア2023
2023年11月9日(木)~11月10日(金)
東京国際展示場(東京ビッグサイト)西3・4ホール、屋上展示場
https://www.express-highway.or.jp/hwtf/htf2023/
【路面状態検知システムについて】
路面状態検知システムCTN-RWS10は冬季の道路メンテナンスを最適化するためのツールとして設計され、歴史ある第三者機関からも評価を得た正確な路面状態計測を低価格で提供することが可能となりました。機器は道路沿いにある既存のポール等に簡単に設置でき、路面の状態や摩擦係数をリアルタイムで把握することができます。
計測された路面状態は、乾燥、湿潤、濡れ、シャーベット、雪または霜、凍結に区分され、併せて計測される路面の水や氷の膜厚情報から摩擦係数を算出することができるため、道路交通における危険度合いをモニタリングすることが可能となります。その情報を基にドライバーに注意喚起し、安全運転を促すことで、事故発生を抑制する効果が見込まれます。
また、路面状態と合わせて路面温度や露点温度などを計測し、路面の状態変化を予測していくことで、道路への凍結防止剤散布のタイミングを最適化することができ、加えて散布の要不要の判断も定量的かつ客観的に行うことが可能となるため、薬剤の散布量や人員の面でコスト削減につながることが期待できます。その他にも、薬剤散布量の最適化は、環境への負荷軽減にもつながることから、環境へ配慮した業務遂行を促進することが可能となります。
固定設置型のCTN-RWS10に加え、車両に搭載するモバイル型の路面状態センサCTN-RCM511及び路面温度・露点温度センサCTN-RTD411SAもあわせて販売開始します。
固定設置型 | モバイル型 | |
路面状態検知システム CTN-RWS10 | 路面状態センサ CTN-RCM511 | 路面温度・露点温度センサ CTN-RTD411SA |
製品紹介ページ
https://www.weather.jp/products/category/road/road_conditions/
【製品ラインナップ】
路面状態検知システムCTN-RWS10:路面状態(乾燥、湿潤、濡れ、シャーベット、雪または霜、凍結)、摩擦係数、路面温度、水/氷膜厚(水換算)
モバイル路面状態センサCTN-RCM511:路面状態(乾燥、湿潤、濡れ、シャーベット、雪または霜、凍結)、摩擦係数、水/氷膜厚(水換算)
モバイル路面温度・露点温度センサCTN-RTD411SA:路面温度、露点温度
※デモ機のご用意もございます。詳細はお問い合わせください。
【今後の展望】
クリマテック株式会社は長年養ってきた計測技術を活かし、お客様のあらゆるニーズに答えるシステムソリューションプロバイダーとして、安全管理に携わる方々に貢献してまいります。
【クリマテック株式会社 概要】
〒171-0014 東京都豊島区池袋4丁目2-11 CTビル6F
TEL:03-3988-6616 FAX:03-3988-6613 URL:https://www.weather.jp/
代表取締役 郷司 尚之