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投稿者:

ZYAO22編集部

「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」 開催

2023年10月26日 17:00
サントリー美術館
https://www.suntory.co.jp/sma/

「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」 開催

会期:2024年1月31日(水)~3月24日(日)

サントリー美術館(東京・六本木/館長:鳥井信吾)は、2024年1月31日(水)から3月24日(日)まで「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」を開催いたします。

有楽斎(うらくさい)こと織田長益は天文16年(1547)に織田信秀の子、織田信長の弟として生まれました。武将として活躍し、晩年には京都・建仁寺の塔頭「正伝院」を再興、隠棲します。正伝院内に有楽斎が建てた茶室「如庵」は国宝に指定され、現在は愛知県犬山市の有楽苑内にあり、各地に如庵の写しが造られています。正伝院は明治時代に「正伝永源院」と寺名を改め、いまに至るまで有楽斎ゆかりの貴重な文化財を伝えています。

しかし茶人・有楽斎として名高い一方、武士・長益には悲観的なイメージも伴います。天正10年(1582)に起きた本能寺の変では、二条御所に籠る長益の主君・信忠(信長の長男)が自害したにもかかわらず、長益は御所を脱出したことから、京の人々には「逃げた(男)」と揶揄されました。さらにその後、信雄(信長の次男)に仕え、徳川家康と豊臣秀吉の講和を調整するなど存在感を示したものの、信雄が改易されると今度は秀吉の御伽衆に加わります。関ヶ原の戦いでは東軍として参戦し、戦後も豊臣家に仕えましたが、大坂夏の陣の前には家康の許可を得て主君から離れました。

信長、秀吉、家康の三天下人に仕えて時流を乗り切り、晩年を京で過ごした織田有楽斎の心中には、どのような思いがあったのでしょうか。本展覧会は、2021年に400年遠忌を迎えた織田有楽斎という人物を、いま一度総合的に捉えなおそうと構成したものです。

 
【開催概要】
▼会期:2024年1月31日(水)~3月24日(日)
※作品保護のため、会期中展示替を行います。
▼主催:サントリー美術館、正伝永源院、読売新聞社
▼協賛:三井不動産、サントリーホールディングス
▼特別協力:織田有楽斎四百年遠忌実行委員会、株式会社エリジオン、
NTTコミュニケーションズ株式会社、ソニーマーケティング株式会社
▼会場:サントリー美術館
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
交通機関(東京ミッドタウン[六本木]まで)
都営地下鉄大江戸線六本木駅出口8より直結
東京メトロ日比谷線六本木駅より地下通路にて直結
東京メトロ千代田線乃木坂駅出口3より徒歩約3分

【基本情報】
▼開館時間:10時~18時
※金・土および2月11日(日・祝)、22日(木)、3月19日(火)は20時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
▼休館日:火曜日(3月19日は20時まで開館)
▼入館料:
・当日券:一般1,600円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料
※20名様以上の団体は100円割引
・前売券:一般1,400円、大学・高校生800円
※サントリー美術館受付、サントリー美術館公式オンラインチケット、ローソンチケット、セブンチケットにて取扱
※前売券の販売は11月20日(月)から1月30日(火)まで
※サントリー美術館受付での販売は開館日のみ
▼割引:
・あとろ割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
※割引適用は一種類まで(他の割引との併用不可)

▼呈茶席(お抹茶と季節のお菓子)
日時:2月1日(木)・15日(木)・29日(木)、
3月14日(木)・21日(木)
12時、13時、14時、15時にお点前を実施(お点前の時間以外は入室不可)
会場:6階茶室「玄鳥庵」 定員:各回12名/1日48名
呈茶券:1,000円(別途要入館料)
※呈茶券は当日10時より3階受付にて販売(予約不可、先着順で販売終了、お一人様2枚まで)

▼一般お問い合わせ :03-3479-8600
▼美術館ウェブサイト:https://www.suntory.co.jp/sma/