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投稿者:

ZYAO22編集部

ジオテクノロジーズとパスコ、パラカが運営する駐車場の“現地に行かない”調査で84%の時間削減を実現

施設の現地調査業務の効率化を目指す

2026/2/6
ジオテクノロジーズ株式会社
株式会社パスコ
パラカ株式会社

 ジオテクノロジーズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:八剱 洋一郎)と株式会社パスコ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:高橋 識光)は、施設の現地調査業務の効率化に取り組んでいます。

 その初の事例として、パラカ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:内藤 宗)とともに、同社が運営する駐車場で、ジオテクノロジーズが提供するユーザー参加型情報収集サービス「GeoQuest Connect(ジオクエConnect)」※1を活用して、現地に赴くことなく点検に必要な情報を収集しました。

 ユーザー参加型情報収集サービスを活用した“現地に行かない”形での駐車場の現地確認は業界初(2026年2月6日時点、ジオテクノロジーズ調べ)となり、この取り組みで、点検作業時間を84%削減することができました。

 

 

背景

 近年、全国でインフラの老朽化が深刻化し、迅速かつ効率的にインフラの保守点検を実施することが企業・自治体の急務となっています。IoTセンサーや遠隔監視システムの普及により施設管理業務は進化しています。一方で、現場では依然として目視確認や巡回調査など人に頼る部分が多く残っています。こうしたなか、労働力不足やコスト増により、より効率的な調査手法の確立が求められています。

 特に駐車場業界では、再開発の暫定利用や未活用地の有効活用手段としてコインパーキングが増加傾向にあり、レンタカー・カーシェア・宅配などの関連サービスの拡大も相まって、管理すべき駐車場の総件数・総台数が増え続けています。パラカでは、看板や設備の破損、雑草の繁茂、舗装の状況などについて随時巡回して目視点検を実施していますが、労働力不足や人件費・燃料代の上昇により、巡回・点検にかかる費用が増大しており、巡回・点検の効率化が課題となっていました。

 

 このような課題に対し、企業や自治体へユーザー参加型情報収集サービス「ジオクエConnect」を展開するジオテクノロジーズと、多様な分野で施設管理システムの開発・保守のノウハウを持つパスコが協力し、パラカとともに、現地確認の効率化を目指しました。

 

 

成果

 パラカが運営する全国の月極駐車場および予約式駐車場のうち、200件を対象に調査を実施しました。具体的には、「ジオクエConnect」を通じて、ポイ活アプリ「GeoQuest(ジオクエ)」※2ユーザーに情報提供を依頼し、34日間情報を収集しました。

 その結果、583件の投稿から3,490枚の画像を収集し、そのうち90%以上にあたる527件の投稿から得られた3,194枚が点検業務に有効な画像として活用できました。今回の調査では、1回の投稿で駐車場の全景画像、料金・規約・精算手順などすべての看板画像が揃っていることを必須条件としていましたが、この厳しい条件下でも90%以上という高い有効率を達成しました。

 さらに、従来の目視点検を同様の件数で実施する場合、担当者の拘束時間(巡回、確認、報告など)は延べ204時間と見込まれますが、今回の取り組みでは約33時間(従来比84%削減)に短縮することができました。

 

 

 維持管理の効率化が進めば、設備不具合などの早期把握・対応につながり、利用者の安全性や快適性の向上が期待されます。今回の結果を3社で精査し、さらなる効率化と駐車場の料金の相場調査、用地の情報収集などでの活用も検討していきます。

 

※1 ユーザー参加型情報収集サービス「GeoQuest Connect(通称:ジオクエConnect)」とは

ジオテクノロジーズが運営するポイ活アプリ「ジオクエ」のユーザーを通じて現地の画像、位置情報を収集するサービスです。企業や自治体の調査ニーズに対して、現地に行かずに最新の情報を収集できるため、保守点検の効率化に効果的です。

【ジオクエConnect WEBサイト】:https://www.geo-quest.jp/connect

 

※2 撮った写真に価値がつく”Photo to Earnアプリ「GeoQuest(ジオクエスト、通称:ジオクエ)」とは

完全無料のアプリ「ジオクエ」では街中にあるビルやコインパーキングなど様々な施設が「クエスト」として出題され、ユーザーは「クエスト」の場所に行き、現地の写真を撮影して投稿することでマイルがもらえます。貯めたマイルはAmazonギフトカードやPayPayマネーライトなど30種類以上の他社ポイントや現金に交換できます※。

 ※ マイルの獲得・交換には、ジオテクノロジーズが提供するポイ活アプリ「トリマ」、またはポイントサイト「トリマ」との連携が必要です。

【ジオクエ WEBサイト】:https://www.geo-quest.jp/

 

■ 今後について

 今回実施した手法は、施設の維持管理が課題となっている他の業界でも、巡回負荷の軽減や点検の省力化に貢献できると考えています。ジオテクノロジーズとパスコは今後、人材不足やコストに課題を抱えている施設管理やインフラ管理に携わる企業へ対しても、巡回現地調査業務の効率化を目指して、ユーザー参加型の情報収集の仕組みのさらなる活用を検討していきます。

 

ジオテクノロジーズ株式会社について

 ジオテクノロジーズは、1994年の創業から一貫してデジタル地図を提供しています。翌年には地図ソフト「MapFan」を発売。その後、国内初のiモード地図や、カーナビ、法人向けの地図データ、位置情報ソリューションをはじめ、高度な自動運転の実現に不可欠なAD/ADAS用地図をいち早く提供しています。

 また、2020年にリリースしたポイ活アプリ「トリマ」に代表されるアプリケーションのユーザーとの接点により、人の移動やその背景にある意識といった現実世界の状況「インサイト」をリアルタイムで把握することが出来るようになってきています。

 ジオテクノロジーズは、これらの人流をはじめとする膨大なビッグデータと、約30年間整備してきた地理空間データを掛け合わせて最先端技術を用いて分析することにより、「今この瞬間のインサイト」を提供し、より快適でサスティナブルな世界の実現という社会貢献を目指しています。

 

本社所在地: 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス22F

代表者  : 代表取締役社長 八剱 洋一郎

設立   : 1994年5月1日

事業内容 : オートモーティブビジネス/エンタープライズビジネス/マーケティングビジネス/コンシューマービジネス

コーポレートサイト: https://geot.jp/

 

株式会社パスコについて

 パスコは、1953年に航空測量会社として創業し、航空写真から地図をつくる技術を駆使して戦後の日本国土の復興に尽力してきました。現在では、人工衛星や航空機、ドローンなどを使って離れた場所から地球上のあらゆる事象を捉える「遠隔の視点」、社会課題の現場に身を置き、見て・聞いて・触ることで社会の現状を捉える「近接の視点」、さらにAIやIoT・GIS・画像処理などの技術を使って、取得した情報を「分析・解析」する技術を加えた“3つの優位性”を融合して、社会課題の解決に資するソリューションの創出に努めています。

 そして、「地球をはかり、未来を創る ~人と自然の共生にむけて~」を経営ビジョンに掲げ、空間情報事業を通じて自然環境や社会と共存し、社会の一員として企業活動の持続的な発展を目指しています。

 

本社所在地: 東京都目黒区下目黒1-7-1 パスコ目黒さくらビル

代表者  : 代表取締役社長 高橋 識光

創業   : 1953年10月27日

事業内容 : 空間情報事業

コーポレートサイト: https://www.pasco.co.jp

 

パラカ株式会社について

 パラカは、日本全国で2,500件48,000車室以上の時間貸・月極駐車場を運営する東証プライム上場企業です。1997年に設立後、日本の駐車場不足を解消し、快適なクルマ社会を実現したいという志のもと、地主様から土地を賃借して運営する「賃借駐車場」に加え、自社で土地を保有して運営する「保有駐車場」を積極的に拡大しています。「保有駐車場」は地主様都合による解約が無く、賃料を支払う必要が無いため安定かつ高収益な運営形態であり、当社の「基盤収益」となっています。

 

本社所在地: 〒105-6209 東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー9階

代表者  : 代表取締役 内藤 宗

設立   : 1997年8月22日

事業内容 : 駐車場の運営及び管理業務/駐車場の運営、管理に関するコンサルティング/資産運用と資金調達に関するコンサルティング/太陽光・風力・地熱等再生可能エネルギーの供給に関する事業/その他関連業務

コーポレートサイト:  https://paraca.co.jp