アヴネット調査:アジアでAI導入が加速、スピードと規律が成功の鍵
中国は大規模展開、日本は高信頼性と長寿命化を優先し、地域のイノベーションを牽引
2026年2月4日
アヴネット株式会社
東京 – 2026年2月4日 – エンジニアがAI導入を加速させ、長期的な価値創出に向けた技術の洗練を進める中、人工知能(AI)はアジア全域の製品設計やソリューションに急速に浸透しています。これは、アヴネット(Nasdaq: AVT)が世界のエンジニアを対象に実施した第5回年次調査 「Avnet Insights」 の結果によるものです。
世界では77%のエンジニアが「市場環境が改善している」と回答。アジアでは、各地域の強みを活かしながらAI導入が加速しており、中国は大規模統合をリード、日本は品質・持続可能性・信頼性を重視した慎重かつ長期的な取り組みを進めています。
調査結果の詳細は、Avnet Insights ホワイトペーパー『人工知能の現実(The Reality of Artificial Intelligence)』をこちらから無料でダウンロードいただけます。
アジアおよび日本市場でAI導入はどのように進展しているか?
アジア全域でAIの社会実装が加速しています。中国では車載システム、産業オートメーション、スマート製造などの分野で大規模な統合が進む一方、日本市場では効率性、信頼性、持続可能性を向上させる実用的なアプリケーションが優先されています。また、リアルタイムの意思決定を可能にするマルチモーダルAIへの関心も高まっており、エッジ側での演算能力が設計の焦点となっています。
アヴネット株式会社 代表取締役社長の茂木康元氏は次のように述べています。
「日本のエンジニアはAI導入に対して非常に現実的かつ戦略的なアプローチを取っています。データ保全、安全性、そして製品の長いライフサイクルを考慮しながら、信頼性と効率を最大化できる領域にAIを統合しています。アヴネットは、これらのお客様が設計から収益化までを迅速に進められるよう、最適な統合ソリューションを提供します。」
AI運用における「リソースギャップ」と設計上の課題とは?
AI導入が進む一方で、運用フェーズにおける課題も浮き彫りになっています。エンジニアの98%が技術的な解決のために大規模言語モデル(LLM)を活用していますが、そのうち81%は自社開発ではなく商用モデルを選択しています。これは、独自のモデル構築に必要な時間、予算、専門知識の不足、いわゆる「リソースギャップ」が障壁となっていることを示唆しています。
エンジニアは技術的ハードルをどう克服しようとしているか?
AIの影響が拡大する中、エンジニアは技術的なハードルと新たな専門スキルの習得の間でバランスを取っています。特に「データ品質」(46%) と「継続的なメンテナンス」(54%) が長期的な成功への主な障害として挙げられています。これに対し、日本のエンジニアはモデルの最適化やデータ分析のスキル向上に注力し、複雑な課題を競争優位性に変えようとしています。
「2026年の調査結果は、AI革命が『実装とスケール』という最も重要なフェーズに入ったことを示しています」と茂木氏は締めくくりました。「アヴネットは、単にコンポーネントを流通させるだけでなく、設計の核心となる『技術的なバックボーン(芯)』とグローバルなエコシステムを提供することで、お客様が次世代の市場リーダーとなれるよう支援してまいります。」
完全版の「2026 Avnet Insights ホワイトペーパー(無料)」はこちらから入手可能です。
Avnet Insightsについて
Avnet Insightsは、エンジニアを対象とした年次調査です。2026年の調査はオンラインで実施され、2025年10月21日から11月5日にかけて、世界中の回答者1,200名を対象に行われました。地域別では、南北アメリカ、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、アジア、日本に回答者が所在しています。
アヴネットについて
アヴネットは、テクノロジー・ディストリビューターおよびソリューション・プロバイダーの世界的リーダーとして、1世紀以上にわたり、変化し続けるお客様のニーズに応えてきました。世界各地の地域別および専門事業を通じて、製品ライフサイクルのあらゆる段階において、お客様およびサプライヤーに対し、設計・調達を含む製品開発全般に関する知識と経験を提供しています。テクノロジー・サプライチェーンの中核に立つ独自の視点を強みに、複雑な設計およびサプライチェーンの課題を解決する信頼できるパートナーとして、迅速な事業化とビジネス価値の創出を支援します。
詳細は https://www.avnet.com/japan をご覧ください。
