2025年「今年の漢字®」都道府県別データを公開 万博開催地の大阪では「脈」が1位に!
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
公益財団法人 日本漢字能力検定協会(代表理事 理事長:山崎信夫/所在地:京都市東山区/以下、当協会)は、一年の世相を表す漢字一字とその理由を全国から募集し、12月12日に「今年の漢字」第1位として「熊」を発表しましたが、さらにこのたび都道府県別の集計結果を公開しました。
全体で第1位の「熊」と、第2位の「米」が、エリアによって異なる応募傾向となったほか、大阪府では全国で唯一「脈」が第1位になるなど、各地域で身近に感じられた出来事やニュースが「今年の漢字」の選択にも反映される結果となりました。
47都道府県別の「今年の漢字」
都道府県別に「今年の漢字」第1位を調査すると図のような結果となりました。北海道・東北地方では「熊」が1位、中国地方・四国地方・九州地方は「米」が1位でした。関東地方・中部地方・近畿地方は「熊」と「米」が混在しています。
また、大阪府では全国で唯一、「脈」(全体第4位)が第1位に選ばれました。応募理由には、大阪・関西万博に関連するコメントが多く寄せられており、万博開催が大阪府民にとって非常に関心の高い出来事であったことがうかがえます。
《大阪府の応募者が「脈」を選んだ理由》
●万博の開催でミャクミャクが注目を浴びたから。また、ウクライナ情勢や中東の緊張、生成AIの出現といったさまざまな面で社会の「脈動」が起きたから。(大阪府・16歳)
●半年間たくさんの人が楽しんだ万博キャラクターのミャクミャク、万博で広がった外交や子供達の未来の可能性。また、高市総裁のトランプ大統領を初めとした各国首相などとの人脈構築。(大阪府・23歳)
●万博でミャクミャクが生まれ、世界の人々が脈々とつないできた文化・技術が披露され、新たな人脈がまた生まれるのを感じました。初の女性首相誕生には日本新時代の力強い脈動を感じます。(大阪府・42歳)
●大阪・関西万博の公式キャラクター、ミャクミャクの人気ぶり。今年は昭和100年にあたり、脈々と引き継がれてきた日本の歴史・文化を改めて振り返る機会が多かった。(大阪府・59歳)
【参考】都道府県別 2025年「今年の漢字」第1位一覧
【参考】2025年「今年の漢字」トップ20



