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投稿者:

ZYAO22編集部

CIS、最大10Gbps対応のUSB 3.2産業用カメラを発表

小型・高画質・高速伝送を凝縮、次世代画像処理に応える新ラインアップ

2025年8月26日 — 株式会社シーアイエス(CIS)は、USB 3.2 Gen1/Gen2(5Gbps/10Gbps)に対応した、新たな産業用カメラシリーズを発表しました。

本製品群は、最大10Gbpsの高速伝送性能を備えながら、29mm角の小型筐体を実現し、省スペース設計にも対応しています。さらに、4Kモデルには当社独自のClairvu™ ISPを内蔵し、Plug and Playで高品位なカラー画像の取得を可能にしています。

バーコードリーダー、顕微鏡、検査装置、ロボットビジョン、医療分野など幅広い用途に対応し、高速性・柔軟性・省スペースが求められるアプリケーションに最適です。



製品ラインアップ(第一弾)

機種名 センサ 解像度 I/F fps@8bit モノ/カラー

VCC-3U051

Sony IMX900

2064×1552

USB 5Gbps

125fps

M/C

VCC-5U101

Gpixel GMAX3405

2448×2048

USB 10Gbps

187fps

M/C

VCC-8U051

Sony IMX778

3840×2160

USB 5Gbps

27fps

C

VCC-8U101

Sony IMX778

3840×2160

USB 10Gbps

60.3fps

C

VCC-20U051M

onsemi AR2020

5120×3840

USB 5Gbps

27fps

(予定)

M/C

VCC-20U101M

onsemi AR2020

5120×3840

USB 10Gbps

60fps

(予定)

M/C

全モデル共通仕様:Cマウント/筐体サイズ 29×29×29mm



モデル別特徴紹介

VCC-3U(3M)

当3M PixelのモデルにはソニーのIMX900を採用致しました。当該センサはFast AE、Quad HDR等、バーコード読み取り時に大いに強みを発揮する、ユニークな機能を搭載しております。

 

VCC-5U(5M)

当5Mモデルに搭載されるGpixel社のGMAX3405は、速度を最大の特徴としており、5M解像度で最大187fpsと、10Gの帯域をフルに活用、速度が求められるマシンビジョン用途に適しております。

 

VCC-8U(4K)

本4Kモデルに採用したIMX778は、感度とともに、低消費電力も大きな特徴となっており、ISPを内蔵しながらも、当社従来製品比で約50%と、大幅な小型化を実現致しました。高精細なカラー画像が必要となる、顕微鏡、ライフサイエンス、あるいは4Kの監視・モニタリング用カメラとしても、USB接続によるplug-and-play性が高い利便性をもたらします。

 

VCC-20U(20M)

当モデルには、onsemi社製のAR2020を搭載しております。同デバイスは、2000万画素(20M)という高解像度を備えながらも、コストパフォーマンスにも優れた製品で、センサー本体にデジタルズーム機能を内蔵しております。高解像度かつ低価格が求められるマシンビジョン用途はもとより、サーベイランスやモニタリングなど、幅広い分野でご利用いただけます。

なお、当製品と組み合わせて2000万画素の解像度を最大限に引き出すレンズの開発を、本特許を保有されている株式会社目白67(代表取締役社長:上原 誠様)にて進めています。詳しくは下記リンクをご参照下さい。

https://ciscorp.co.jp/hubfs/brochure/9p18F2.8S.pdf



市場展開と今後の展望

本シリーズは、従来の産業用画像処理市場に加えて、物流、ロボティクス、医療、ライフサイエンス、サーベイランス分野での利用を見込んでいます。

すでに製品サンプルは完成しており、2025年9月より順次量産開始を予定しています。

今後もお客様の要望に応じ、センサラインアップ、あるいは20Gbps対応等、製品ラインアップの強化・拡充を図って参ります。



製品ページ

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