エレベーターなどのビル設備の保全・施工エンジニアを対象としたグローバルの安全・技能競技会を開催
6年ぶりに海外のエンジニアが参加し、初めて国内外同一課題で競技実施
2024年11月21日
株式会社日立ビルシステム
競技風景(上段左から昇降機保全部門、法定検査部門、下段左から施工部門、冷熱保全部門)
株式会社日立ビルシステム(以下、日立ビルシステム)は、株式会社日立製作所(以下、日立)と共に、11月18日から20日に、亀有総合センター(東京都足立区)の社内教育施設において、国内外の日立グループ各社に所属する昇降機(エレベーター・エスカレーター)および空調(冷熱)機器のエンジニアを対象とした「安全・技能競技会」を開催しました。
本競技会は、グローバルのエンジニアの保全・施工の技能および安全意識の向上を目的に開催しているもので、今回は、日立ビルシステムの6支社、株式会社沖縄日立、株式会社エレケア、中国の日立電梯(中国)有限公司、シンガポールのHitachi Elevator Asia Pte. Ltd.(日立エレベーターアジア社)、マレーシアのHitachi Elevator Engineering (Malaysia) Sdn. Bhd.(日立エレベーターマレーシア社)の国内外11組織から選抜された52名が参加し、昇降機保全、法定検査、施工および冷熱保全の4部門で、それぞれ実技と学科試験を通じて技能を競い合いました。
日立ビルシステムは、1992年に、国内の支社およびグループ会社のエンジニアを対象とした「安全・技能競技会*」を開始し、2023年までに17回開催してきました。また、2007年には、海外グループ会社を対象に、昇降機保全の「海外安全競技会」を開始し、2018年までに12回開催してきました。今回、「安全・技能競技会」に「海外安全競技会」を統合し、6年ぶりに海外のエンジニアが競技参加するとともに、初めて国内外のエンジニアが同一課題で競技を行いました。
* 第1回開催時の名称は「全社技術・技能競技会」、その後、「全社技能競技会」に名称変更。2018年に、労働災害の撲滅と安全意識の高揚を図る「安全競練会」を統合し、「安全・技能競技会」として実施、コロナ禍を経て、2023年に、5年ぶりに開催。
日立ビルシステムは、安全・技能競技会をはじめとする社内競技会や、入社年次に応じた教育カリキュラムを通じて、エンジニアの技術力向上や安全意識の浸透を図るイベント、施策を推進していきます。
■「安全・技能競技会」開催概要
日 程 | 2024年11月18日(月)~20日(水) |
場 所 | 日立ビルシステム 亀有総合センター |
競技内容・人数 | 昇降機保全部門:10チーム20名 ・エレベーターブレーキオーバーホール整備作業 ・保全修理作業(マグネットコンタクター交換) ・学科試験 法定検査部門:7チーム14名 ・ロープ式エレベーター定期検査 ・検査報告書チェック ・学科試験 施工部門:6チーム6名 ・リニューアル作業での巻上機揚重作業時の安全点検(施工技能者への指導) ・有機溶剤取り扱い作業時の安全確認(安全確認者として現場確認) ・かご上乗降・ピット入出時の基本行動 ・学科試験 冷熱保全部門:6チーム12名 ・吸収冷温水機燃焼調整作業 ・重量物運搬 ・学科試験 |
評価方法 | 実技試験においては作業手順の正しさ、安全策を施しているか、時間内に競技を終えているかなどの評価項目をもとに審査員が採点。各部門、合計得点順で最上位のチームを表彰。 |
■優勝チーム
昇降機保全部門 | 日立ビルシステム 首都圏支社 |
法定検査部門 | 日立ビルシステム 関東支社 |
施工部門 | 日立ビルシステム 中部支社 |
冷熱保全部門 | 日立ビルシステム 中部支社 |
■日立ビルシステムのWebサイト
■日立ビルシステムブランドチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCfOgxcLRk3NHm2WrqHeQ6MA
■日立ビルシステム エレメンちゃんねる
https://www.hbs.co.jp/ad/ele-mainte-ch/
■お問い合わせ先
株式会社日立ビルシステム カスタマーサポートセンター
電話:0120-7838-99(フリーダイヤル)