福井県 × JARC SDGs債のエンゲージメントを実施
~持続可能な社会の実現に貢献~
2024年10月18日
公益財団法人自動車リサイクル促進センター
公益財団法人自動車リサイクル促進センター(所在地:東京都港区、代表理事:細田衛士、以下「JARC」)は、2023年度にグリーンボンド*1を北陸地方の自治体として初めて発行した福井県とエンゲージメント(目的を持った対話)を実施しました。
*1 福井県におけるグリーンボンドの発行について https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/zaisei/greenbond.html
2024年10月16日(水)に福井県庁にて、福井県総務部長の服部和恵氏と本財団業務執行理事(CFO)大久保英明による対談形式で行われ、福井県がグリーンボンドの発行に込めた思いや目的、具体的な資金使途及びその実績について確認するとともに、2021年に内閣府から「SDGs未来都市」に選定された福井県のSDGsに関する取組や今後のビジョンについても確認しました。
<JARCのESG投資とエンゲージメント>
JARCは、2000年に設立されて以来、資源の有効利用及び環境保全に寄与すべく、自動車のリサイクル及び適正処理の促進に関する事業等を実施しています。2018年からは、更に持続可能な社会の実現に貢献するために、自動車ユーザーから預託されたリサイクル料金の管理運用を実施する事業においてESG投資を開始しました。*2 2024年9月末時点で、SDGs債の投資残高は346億円となっています。
また、JARCは、環境保全に関する事業を実施する公益法人として、債券の分野においてもエンゲージメントを拡げることが日本のサステナブルファイナンスにとって重要であると考え、発行体とのエンゲージメントを積極的に推進しています。*3
実施年月 | 発行体/主な対話内容 |
2023年12月 | 沖縄振興開発金融公庫/沖縄固有の課題解決とSDGsの達成に向けた取組について |
2022年11月 | 北九州市/「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」としての取組について |
2021年12月 | 長野県/気候変動がもたらす自然災害の激甚化及びその対策について |
2021年 9月 | 川崎市/川崎市の脱炭素戦略である「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」について |
2021年 3月 | 独立行政法人国際協力機構(JICA)/「開発途上国を中心とした海外における 自動車リサイクルのインフラ構築」という国際貢献に向けた事業協働について |
2020年11月 | 東日本高速道路株式会社(NEXCO 東日本)/「切迫する巨大地震・津波や 激甚化する気象災害へのリスク軽減」という社会的意義について |
2020年 7月 | 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)/ 運輸部門が占める CO2 の排出量及びその削減努力につい |
*2 JARCのESG投資の方針 https://www.jarc.or.jp/automobile/designated-corp/fund/esg/
*3 発行体とのエンゲージメント https://www.jarc.or.jp/automobile/designated-corp/fund/engagement/
<JARCの概要>
所在地 | 〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 日本自動車会館11階 |
設立 | 2000年(平成12年)11月22日 |
理事長 | 細田 衛士 |
自動車リサイクル法 指定法人業務の主務官庁 |
経済産業省、環境省 |
JARCウェブサイト | https://www.jarc.or.jp/ |