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投稿者:

ZYAO22編集部

技能五輪国際大会(フランス・リヨン)で「敢闘賞」受賞 初の建築大工職種、左官職種の2部門で出場

2024年9月18日
住友林業

 住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎、本社:東京都千代田区)の100%子会社、住友林業ホームエンジニアリング株式会社の技能職社員、浦山 正宇(うらやま まさたか)さんと山崎 竜空(やまさき りゅうく)さんが第47回技能五輪国際大会に日本代表として出場しました。浦山さんが建築大工職種部門で敢闘賞(13人中、7位)を受賞しました。

 浦山さんは昨年11月、愛知県で開催の第61回技能五輪全国大会 建築大工職種部門で57人中トップの金賞を受賞。山崎さんは左官職種部門で11人中、銀賞で国際大会の出場資格を得ました。建築大工職種部門は6回目の国際大会出場で、左官職種部門は初めての出場です。山崎さんは左官職種部門で13人中、8位でした。
 国際大会は参加各国の職業訓練の活性化と青年技能者の国際交流を目的に2年に1度開催され、22歳以下(一部競技は25歳以下)の若者が技能世界一を競います。9月10-15日のフランス・リヨン大会では世界70以上の国・地域から約1400人の技能士が59職種の分野で技能を競いました。
浦山 正宇さん (建築大工職種部門)  山崎 竜空さん(左官職種部門)
■技能五輪大会実績
<国際大会5回出場、国内全国大会23年連続入賞>
 当社グループは建築大工職種部門で国際大会に5回出場し、銀賞2回、敢闘賞2回の受賞実績があります。全国大会では23年連続入賞。左官職種部門でも全国大会で3年連続入賞しています。
 技能五輪全国大会は青年技能者の技能レベル日本一を競う大会です。次世代を担う青年技能者に努力目標を与えて毎年開催地域を変え様々な地域の人々に優れた技能を身近に触れる機会を提供。技能の重要性、必要性を広くアピールし技能尊重機運を醸成するのが目的です。

■住友林業建築技術専門校
 高品質の「住友林業の家」を施工する技能者育成を目的として開設した企業内訓練校です。1988年の開設以来、累計1,557名が技能職養成訓練を修了し、住友林業ホームエンジニアリングや協力工務店の技能職社員として「住友林業の家」の施工に携わっています。「心・技・体 バランスのとれた技能者の育成」を訓練理念とし1年間で建築技能者として必要な基礎知識と技能をバランスよく習得するカリキュラムを特徴としています。

 住友林業グループは全国的な大工・左官・基礎といった職人の高齢化・人手不足を解決するため独自技術の木造住宅だけでなく、日本の伝統的な木造軸組工法まで幅広く対応できる技能者の育成に努めています。2023年には女子寮も拡充し、2024年は男女合わせて100名程度を受け入れています。さらなる建築技術専門校の規模拡大も検討し、技能者の育成に注力していきます。入校希望者には建築技術専門校の見学会等を通じて、訓練体制・理念、集団生活等を体感し技能職の魅力を感じてもらう機会を設けています。今後も住友林業グループは高い技術に基づく安心・安全の家づくりを進めてまいります。

■住友林業ホームエンジニアリング株式会社 概要
本  社:東京都新宿区西新宿1-24-1
代 表 者 :徳永 完平
設  立:1985年4月1日
事業概要:注文住宅・分譲住宅の施工および施工管理等
事 業 所 :全国15事業部2事業所(2023年1月1日時点)
従業員数:1,044名(2020年4月1日現在)
(HP:https://www.sumirin-he.co.jp/

■住友林業建築技術専門校 概要
所在地:千葉県四街道市鹿渡1144
校 長:樋口 進
開 校:1985年4月1日
千葉県知事認定の職業訓練校で住友林業と住友林業ホームテックが運営。
(HP:https://sfc.jp/kgs/)

完成した作品の前で記念撮影