北菱電興株式会社と金沢工業大学が包括連携協定を締結。
【産学連携による社会へと開かれた人材育成の実現を目指す】
北菱電興株式会社(石川県金沢市古府3-12/代表取締役社長 小倉一郎)と金沢工業大学(石川県野々市市扇が丘7-1/学長 大澤敏)は、このたび包括連携協定締結式を2024年5月20日(月)14時から、金沢工業大学扇が丘キャンパス Challenge Labで執り行います。
【経緯】
北菱電興株式会社と金沢工業大学は、共同研究として2018年から取り組んだ「いちごの成長制御を目的とした圃場全体の制御システムの研究開発」をきっかけに、人材育成の面で活発な人的交流を進めてきました。
金沢工業大学が社会人を対象に実施している多数の「リスキル・リカレント教育」(DXなどの新たにスキルを習得するプログラム)に北菱電興の社員が積極的に参加。社員と学生が「世代・分野・文化」を超えて共に学び合い、刺激を受け合う貴重な機会となっています。また金沢工業大学が国内に先駆けて企業と共に推進している独自の「KITコーオプ教育プログラム」では、学生が数ヶ月間にわたって北菱電興の社員となり、同社の問題発見・解決に取り組むことで、キャンパス内の学びだけでは得られない大きな成長を遂げるとともに、メンターとして学生の指導を担う同社社員にとっても視野を広げる機会となっています。
【包括連携協定締結の意義】
このたびの包括連携協定締結は、北菱電興にとっては、社内におけるコーオプ教育や社会人のリスキルを社内に広げていきながら、会社全体で主体的に議論できる組織への転換をはかるとともに、さらに同社がロールモデルとなることで、他の企業を含む社会へと取り組みを広げ、自社にとどまらない“知の往還”とオープン型の”開かれた人材育成”の実現を目指しています。
他方、金沢工業大学においては、これからの成長分野であるDX(digital transformation) ・GX(green transformation)・SX(sustainability transformation)を牽引するイノベーション人材の育成を産学連携による社会実装型教育研究により実現できるほか、将来的には大学が産学連携による人材育成の「ハブ」になることを目指します。
このように、教育・人材育成という共通の基盤の上に”企業の持つ知”と”大学の知”を往還させ、産業界と学術界が共に学び成長する体制を構築することで、学ぶ人や働く人たちが自らの成長を感じられる魅力ある社会風土の醸成と、組織の活性化を実現します。
北菱電興株式会社と金沢工業大学との包括連携協定締結式
【日時】 2024年5月20日(月)14時~15時
※報道受付:13時30分より
【会場】 金沢工業大学扇が丘キャンパス Challenge Lab
【当日のスケジュール(予定)】
・協定の趣旨
・北菱電興株式会社ご挨拶 代表取締役社長 小倉 一郎
・金沢工業大学ご挨拶 学長 大澤 敏
・協定書署名・撮影 ・北菱電興株式会社の取組説明
・金沢工業大学の取組説明
・質疑応答