第18回 法人会全国女性フォーラム広島大会開催
~女性経営者ら約1,700名が集う~
税を中心とした活動で国や地域への貢献を目指す「法人会」。その女性経営者らで組織する『全法連女性部会連絡協議会』(異島明子会長=福岡県連・小倉法人会所属)は、4月18日(木)、広島県広島市の広島県立総合体育館にて第18回法人会全国女性フォーラム広島大会を盛大に開催した。
大会には全国の法人会女性部会員約1,700名が 「2024 HIROSHIMA 今、みつめなおそう!~多島美の瀬戸・豊かな里山から~」を大会キャッチフレーズに一堂に会した。また、国税庁課税部長、広島県知事、広島市長ほか多数の来賓も臨席した。
この女性フォーラムは、女性部会員の資質向上と情報の共有化による部会活動の活性化を目的とし、平成18年から毎年全国各地で開催しているもの。
大会前段に行われた情報交換会では、昨年に引き続き、「食品ロスの取り組みについて」をテーマに、日本の食品ロス問題の第一人者である井出留美氏による講演会を開催。その後、各地の女性部会長ら約90名が11のテーブルに分かれ、講師が各グループを渡り歩く形式で、「食品ロス」を減らすために、法人会女性部会として、どのような取組みができるのか、活発な議論を交わした。
大会式典では、広島県内に16ある女性部会による租税教育活動、社会貢献活動の様子を映像で紹介するとともに、全国の女性部会が租税教育活動の一環として取り組んでいる、小学生を対象とした「税に関する絵はがきコンクール」(平成24年度より国税庁後援)の令和5年度の全法連女連協会長賞12作品をスクリーンで紹介した。会場内には、全国から応募のあった約24.3万作の中から選ばれた、同賞受賞作品を含む全国の単位会代表作品、総数約440作を展示。応募作品のレベルは年々高くなっており、どの作品も自由な発想で「税金」について考える、子供たちの想いが上手に表現されているという声が来賓や参加者から聞かれた。