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投稿者:

ZYAO22編集部

奥四万十高知エリア 春のお出かけ穴場情報 第二弾

鉄道ファンも、都会人も!【ローカル線“予土線”の旅】は、のんびり楽しく!

鉄道ファンも、都会人も!【ローカル線“予土線”の旅】は、のんびり楽しく!

高知県内には、鉄道ファンに人気のローカル線や無人駅や絶景の駅がいくつもありますが、その中でも「ローカル線らしい車窓の景色」と「まだ、ディーゼル列車の車両」、「話題の特別列車」、そして「沿線に広がる文化的景観」を満喫できるのが、今年で全線開通50周年を迎える【予土線】。予土線は、高知県の四万十町と愛媛県宇和島市を結ぶJR四国の鉄道ですが、そのほとんどが四万十川沿いや四国の山々の中を走り、多くの無人駅と話題の個性的な列車が走ることで人気のローカル線です。

予土線の代名詞と言えば、「日本一美しい清流“四万十川”の上流を添うように走る」ことで、車窓のすぐ横に広がる清流のいろんな姿が見られること、単線ディーゼル列車独特の無人駅や相互切り替え、そして今の電車にはない音、それらの魅力を四季折々の景観と言えます。

でも実は、意外に知られていない【予土線の魅力】が2つあります。
一つは、【個性豊かな予土線車両、三兄弟】!

まずは、フィギュアで有名な海洋堂が制作と監修をして「河童の世界」を表現した【かっぱうようよ号列
車】。外側のペイントだけでなく、何と、車両の中に窓を楽しむ河童の親子が座っています。車両の中で、河童と一緒に座って車掌風景を眺めるのがおススメです。

そして、四万十川の清流や山々の風景、里山風景を満喫するための【トロッコ列車】。
特に、桜の時期や新緑の季節、そして紅葉の時期には、その景観の魅力を風と香りとともに楽しめるので、おススメです!

最後は、日本で一番遅い新幹線!?としても、話題の【鉄道ホビートレイン】です。本物の新幹線車両ではないですが、その凝りようは見もので、シートは本物の新幹線0系クロスシートを採用するほど。車内には、鉄道模型なども展示されているので他にない列車体験ができるのがおススメです。
予土線には、他にも「ホビートレイン」という特別列車が限定で走りますので、お越しの際は、一度チェックされて、他では楽しめない鉄道の旅を体験してみてください。

さて、もう1つの魅力が、予土線が走る【四万十川流域の景観】。
2009年2月、四万十川流域の景観が、国の『重要文化的景観』として選定され、予土線はその景観を巡ることができます。文化的景観とは、棚田や畑地、里山や港、集落など、人々が生活や生業を通じて、自然と関わり合いながらつくりだしてきた景観地のことです。さらに、文化的景観の中でも文化財としての価値から特に重要なものについては、都道府県又は市町村の申し出に基づき『重要文化的景観』として国から選定されています。予土線沿線には、多くの『重要文化的景観』が点在しています。代表的な景観を紹介しますので、探してみる旅もおススメです。


 

『四万十流域の重要文化的景観』に関しては、詳しくは以下のHPをご参照ください。
 ◆公益財団法人「四万十川財団」:https://www.shimanto.or.jp/