大切なあの人への想いを一字に託して 第11回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」表彰式を3/20に開催!
2024 年 3 月 21 日
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事:山崎信夫/以下、当協会)は、3月20日(水・祝)、「漢検 漢字博物館・図書館(以下、漢字ミュージアム)」(京都市東山区)において、第11回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト(以下、コンテスト)」の表彰式を開催しました。
表彰式には、個人賞の受賞者(「絆大賞」「日本漢字能力検定協会賞」「審査員賞」受賞者)と審査員のあわせて20名が出席し、各賞の授与が行われました。
表彰式の様子
審査員長の橋本五郎氏(読売新聞特別編集委員)、審査員のゴルゴ松本氏(お笑い芸人)、やすみりえ氏(川柳作家)、華雪氏(書家)より、各部門の受賞者に表彰を行いました。橋本五郎氏は、総評として「小学生、中学生の皆さんには、これからもいろんなものを読んで、新しい漢字をどんどん覚えていっていただきたいです。それは、心を豊かにするひとつの機会になります。新しい漢字を自分の中に吸収して、また、次なる機会にあなたに贈る漢字を選んでほしいと思います」とお話されました。また、栗山英樹氏(2023WBC日本代表監督)からはビデオメッセージで「受賞された皆さん、おめでとうございます。審査を通じて皆さんの想いをずしっと感じることができました。僕も改めて漢字・言葉を大切にしていきたいと思います。こんな感性を持っていたらとても素敵な人生になっていくと思うので、今の想いを大切にしていってください」と祝福の言葉をいただきました。
表彰式に出席した中学生部門「日本漢字能力検定協会賞」受賞の菊池椿紗さん(北海道・13歳・北広島市立西の里中学校※)は、「母の優しさを作品にしたので、この作品を通していろんな人に伝わり、優しい気持ちが広がるといいなと思います」とお話されました。
表彰式の後には、コロナ禍で実施を見送っていた懇親会が5年ぶりに行われ、受賞者と審査員が直接お話される等、和やかな雰囲気で交流が行われました。また、会場となった漢字ミュージアムには受賞作品がパネル展示され、受賞者がご自身の作品をご家族と一緒にご覧になる姿もありました。
※年齢・肩書きは応募当時のものです。
第11回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」応募状況および審査結果
コンテストには、全部門合わせて過去最多の51,825作品のご応募があり、そのうち計60作品が受賞作品に決まりました。また、優れた結果を収めた団体に贈る「団体賞」においては、全785団体の中から、10団体が受賞しました。
応募数ならびに各賞の受賞数
第 11 回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」受賞作品・受賞団体
※年齢・肩書きは応募当時のものです。
個人賞 絆大賞
≪小学生部門≫
「延」 田中 渉琉さん(千葉県・11歳・松戸市立北部小学校)
≪中学生部門≫
「開」 荒井 星愛 さん(群馬県・13歳・太田市立太田中学校)
≪高校生部門≫
「生」 奥川 奏音 さん(東京都・15歳・貞静学園高等学校)
≪大学生・一般部門≫
「繕」 西園 多佳子 さん(栃木県・主婦)
受賞作品詳細や他の受賞作品については、「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」Webページをご覧ください。多くの方に受賞作品をご覧いただき、一字で気持ちを表現できる漢字の奥深さや面白さを感じていただければと思います。
https://www.kanken.or.jp/project/edification/kanjicontest/2023.html
団体賞 受賞団体一覧
第11回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」概要
□名称 : 第11回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」
□応募テーマ : 「贈りたい漢字とメッセージ」(※120字以内)
あなたが伝えたい気持ちを表す漢字(一文字)とメッセージをお寄せください。
□応募部門 : ①小学生部門 ②中学生部門 ③高校生部門 ④大学生・一般部門
□応募期間 : 2023年6月1日(木)~2023年9月22日(金)必着
□X(旧Twitter) : 今、あなたに贈りたい漢字コンテスト(@kanji_gift)
□表彰 : 絆大賞(各部門1点)、日本漢字能力検定協会賞(各部門1点)、審査員賞(各部門3点)、
佳作(各部門10点)、団体賞
□表彰式 : 2024年3月20日(水・祝) ※個人賞のみ
□主催 : 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
□後援 : 公益財団法人 文字・活字文化推進機構 大日本印刷株式会社
※第12回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」は2024年6月より募集開始予定です。