フューチャーアーキテクト、東邦銀行に新融資業務支援システムを導入
「FutureBANK」をベースに融資業務の効率化を実現
2024年3月8日
フューチャーアーキテクト株式会社
フューチャー株式会社(証券コード:4722)の主要事業会社であるフューチャーアーキテクト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神宮 由紀、以下フューチャーアーキテクト)は、株式会社東邦銀行(本社:福島県福島市、取締役頭取:佐藤 稔、以下東邦銀行)に、戦略業務系システム「FutureBANK」を導入し、同行の基幹系システムの移行にあわせて、2024年1月より本稼働したことをお知らせします。
東邦銀行では、2021年度から2023年度にかけての中期経営計画『とうほう「輝き」プラン』において、ITインフラ・基盤整備への投資を進めてきました。その重点施策として、デジタルを活用した「お客さま志向型」サービスの拡充と、業務システムの機能強化および業務効率化を掲げ「TSUBASA アライアンス」※1 による連携強化と業務共同化を加速しています。
フューチャーアーキテクトは、東邦銀行のIT戦略パートナーとして2020年4月から新融資業務支援システムの導入を推進してきました。本プロジェクトでは、TSUBASAアライアンスの強化と融資業務の効率化を図るため「TSUBASA アライアンス」加盟行である株式会社千葉銀行、株式会社第四北越銀行、株式会社北洋銀行に導入した戦略業務系システム 「FutureBANK」をベースに、新業務への移行を行いました。
「FutureBANK」の導入により、融資業務における営業から稟議、契約・実行までのプロセスをシンプルに整備し、様々なシステムに分散する情報を一元化することにより、一気通貫で効率的に業務を遂行できる仕組みを実現しました。また、業務に応じた画面展開や業務プロセスに沿ったナビゲーションにより、顧客情報の管理や各種案件のステータスなど、営業店と本部でワンストップに情報共有を可能にし、業務の標準化と品質の底上げに寄与します。さらに、融資業務の効率化によって注力すべき重点分野への適切な人員配置が促されることで営業力の強化に貢献します。
当社は、TSUBASA アライアンス加盟行での実績をベースに 「FutureBANK」導入の共通フレーム化を進め、開発効率を向上させるとともに、営業店事務のフローを統一化することでアライアンスシナジーの最大化を支援します。また今後もビジネスコンサルティングからシステムの実装まで一貫して担えることを強みに、お客様の経営戦略の実現や社会課題の解決に向け、新たな価値を創造します。
■FutureBANK とは
全国 30 行以上の地域金融機関に提供する「システム」と「コンサルティングサービス」をもとに開発した戦略業務系ソリューションです。顧客統合データベースを基盤とし、融資業務を中心に、営業管理や契約管理をはじめ収益管理、 生産性分析まで金融機関の店舗運営に必要な一連の業務サービスを統合的に提供します。
※1.千葉銀行、第四北越銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行、琉球銀行、群馬銀行の10行が参加する地銀広域連携の枠組み
※2.参考プレスリリース
・『東邦銀行の渉外融資業務支援システムの要件定義を開始~戦略業務系システム「FutureBANK」をベースに業務効率の大幅向上を追求~』https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000412.000004374.html
・『千葉銀行の営業融資支援システムを構築し2020年2月にリリース~戦略業務系システム「FutureBANK」をベースに業務効率の大幅向上を追求』https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000394.000004374.html
・『フューチャーアーキテクト、第四北越銀行に営業融資支援システムを導入~「FutureBANK」をベースに TSUBASA アライアンスの連携を強化』https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000625.000004374.html
・『フューチャーアーキテクト、北洋銀行に新融資支援システムを導入~「FutureBANK」をベースに融資業務のベストプラクティスを提供』https://www.future.co.jp/architect/press_room/PDF/PressRelease_FutureBANK_HokuyoBank_230404.pdf
■「FutureBANK」に関するお問い合わせ先
フューチャーアーキテクト株式会社 金融サービス事業部 https://www.future.co.jp/architect/contact_us