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投稿者:

ZYAO22編集部

C&W、アジア太平洋地域 データセンターレポートを発表

 

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東京、2024年2月21日 ― グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(グローバル本社:米国イリノイ州シカゴ、日本本社:千代田区永田町、以下C&Wという)は、アジア太平洋地域データセンターの2023年下半期アップデートを発表しました。

アジア太平洋地域*のデータセンター市場の稼働容量は10GWの大台を超え、2023年下半期には約800MWの新規供給が追加され、地域全体の稼働容量は10.6GWに達しました。アジア太平洋地域全体で3.9GWが建設中、9.4GWが計画中であり、前回の更新時から約90万MW増加しています。

アジア太平洋地域の多くの市場は、稼働容量、開発容量ともに急速な成長を続けています。稼働容量のほぼ80%は、アジア太平洋地域の上位5市場、中国本土(3.9GW)、日本(1.3GW)、オーストラリア(1.2GW)、インド(1.1GW)、シンガポール(962MW)に集中しています。2023年下半期には、インドが中国本土、日本、オーストラリアに加わり、1GWを超える規模の市場となり、シンガポールは現在962MWが稼動しており、2024年にはこの地位に達すると予想されます。

地域別では、建設中の活動の50%以上が中国本土とインドに集中しています。しかし、インドと日本では、それぞれ建設中と計画中を合わせて290万kWと170万kWの開発パイプラインがあり、これらの市場は、今後5年間で3GWを超える成長を遂げるアジア太平洋の3つの市場として、中国本土に匹敵する勢いです。しかし、日本、特に東京では電力供給に関する問題が続いているため、このマイルストーンに到達するまでの全体的なスケジュールには遅れが生じる可能性があります。

マレーシアは、クアラルンプールとジョホールの両地域で継続的な関心と成長が見られており、アジア太平洋地域で最も急成長している市場です。1.2GWの開発パイプラインが進行中で、現在189MWの稼働容量を持つマレーシアは、今後5年間で600%の成長を遂げるでしょう。

本レポートでは、アジア太平洋地域のデータセンター市場成熟度指数(Asia Pacific Data Centre Market Maturity Index)を用いて、今後10年間における同地域のマクロレベル市場30カ所の潜在的な進化を予測し、同地域の成長がどこで起こるかを分析しています。同レポートではムンバイ、東京、シドニー、シンガポール、ソウル、クアラルンプール、ジャカルタ、香港の8つの主要市場と、バンコク、オークランド、ホーチミンの4つの注目すべき二次市場についても詳しく解説していきます。

図:アジア太平洋市場の成熟度指数

*すべての分析において、アジア太平洋地域の調査対象はオーストラリア、中国本土、香港、インド、インドネシア、日本、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナムのみを含む。

「アジア太平洋地域(APAC)データセンターアップデート」は、こちらからダウンロードいただけます。

以上‐

クッシュマン&ウェイクフィールドについて
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)はニューヨーク取引証券所に上場している世界有数の事業用不動産サービス会社です。世界約60カ国、400拠点に約52,000人の従業員を擁しています。施設管理、売買仲介、鑑定評価、テナントレップ、リーシング、プロジェクト・マネジメントなどのコア・サービス全体で、2022年の売上高は101億ドルを記録しました。受賞歴のある企業文化や、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)、環境、社会、ガバナンス(ESG)へのコミットメントにより、業界内外から高い評価を頂いております。詳しくは、公式ホームページhttps://www.cushmanwakefield.com/ja-jp/japan にアクセスするか公式ツイッター @CushWake をフォロー下さい。