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投稿者:

ZYAO22編集部

EOY 2023 Japan: 日本代表はビジョナル株式会社 代表取締役社長 南 壮一郎 氏に決定

EY Japanは、アントレプレナー表彰制度「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2023ジャパン(以下、EOY 2023 Japan)」のアワードセレモニーを、ザ・リッツ・カールトン東京にて12月15日に開催しました。選考の結果、ビジョナル株式会社 代表取締役社長 南 壮一郎 (みなみ そういちろう)氏を、2023年度の日本代表として選出したことをお知らせします。南氏は、日本代表として2024年6月(予定)にモナコ公国で行われる『EY World Entrepreneur Of The Year(以下、WEOY)』に参加します。

日本代表に選ばれた南氏

南 壮一郎 氏
プロフィール 
1999年、米タフツ大学卒業後、モルガン・スタンレーに入社。2004年、楽天イーグルスで新プロ野球球団設立に携わった後、2009年、ビズリーチを創業。その後、産業のDXを推進する事業を次々と立ち上げる。Visionalとしてグループ経営体制に移行後、現職に就任。世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出。

Visional
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のDXを推進するさまざまな事業を展開。採用プラットフォーム「ビズリーチ」や人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人的資本データプラットフォームの構築を目指す。そのほかの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。




選考委員長 藤森 義明 氏による総評
例年の事ですが、EOY日本代表を決めるのは大変難しい事です。皆さんアントレプレナーとしての素晴らしいストーリーと情熱を持っています。また皆さんが出した実績は社会に対するインパクトやビジネスモデルの斬新さで甲乙つけ難いものでした。日本代表を決めるという事は1つのイベントでありますが、皆さんが全国から勝ち抜いてきてこの場にいるという事は順位に関わらず誇りに思って頂きたいです。EOYの凄いところは何回でもチャレンジできる事です。3度目の挑戦で日本一になった方もいらっしゃいます。この経験を踏まえ、アントレプレナーとしてさらに成長し、日本一になるまで何回もチャレンジして欲しいと思います。それが日本を元気づける第一歩となると信じています。皆さん、世界を目指してください。世界一のアントレプレナーとなってください。皆さんの未来が日本を元気にする事ですし、皆さんの中から是非世界一を勝ち取って欲しいと思います。

日本の課題は世界の課題と同じです。最も大事なのが労働力の流動性です。それを今までとは全く違ったイノベーティブな手法で効率的により個人にとって生涯価値が上がり、また社会にとって活力が一段と増す様なビジネスモデルを作ったのが南さんです。このモデルは世界に通用するモデルだと我々は信じています。南さんがこれまでの人生で培ってきたアントレプレナー精神、そしてその実行力、自分自身を語る力。南さんはこのEOYで世界一になる資質を持っていると私達は判断しました。世界大会に挑戦し、他の人から学び、ご自身が世界で大きく飛躍することを期待しています。

 
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2023 ジャパン 各賞受賞者

2023年度 日本代表Exceptional Growth 部門大賞

南 壮一郎 氏/ビジョナル株式会社 代表取締役社長

南 壮一郎 氏 受賞コメント
素晴らしい賞をありがとうございます。インターネット業界、人材業界ともに経験がなかったなか、仲間とマンションの一室で始めたのがビズリーチです。そのビズリーチが、求職者様、企業様、ヘッドハンター様をはじめ多くの方々に支えていただき、ここまで辿り着くことができました。皆様に感謝の気持ちを申し上げます。

2009年に創業した際に、「どんな課題を解決するのか?」という問いが全ての始まりでした。当時、日本の即戦力人材の転職市場は個人と企業双方において、選択肢が可視化されておらず、主体的にキャリアを選択しにくいと感じていました。個人と企業が直接アプローチし合える、オープンなプラットフォームをつくり、双方の選択肢と可能性を広げれば、日本の働き方を未来に向けてよりよく変革できると考えました。 そして、現在は、データとテクノロジーの活用によって、人の採用・評価・育成・配置などの人財活用を戦略的に推進する仕組みを構築し、中長期的な視点で人的資本経営を支援し、働く人と企業の生産性向上を図ることを目指しています。

なぜこれほど働き方にこだわるのか。その理由は、学生時代にマイノリティとして過ごした経験が影響しています。働き方のデータをきっちり集め、定量的に仕事の要件定義を定めることで、一社一社の生産性が向上する。そのプロセスのなかで、一人一人が正しく評価され、隠れた才能を見出すことができ、生き生きと活躍できる、そんな働き方を推進していきたいです。日本は成長の伸びしろしかないということを世界大会で証明してきたいと思います。

 
Regional Vitalization Leader 部門大賞 

今井 浩恵 氏/株式会社シロ 代表取締役会長兼ファウンダー/ブランドプロデューサー

今井 浩恵 氏 受賞コメント
これまで必死にモノづくりに集中してきました。アントレプレナーらしくない私が、このような賞を取れるとは50,000%期待していませんでした。今ここに立たせていただいていることに感謝しています。

 
選考委員 特別賞

袴田 武史 氏/株式会社ispace 代表取締役 CEO & Founder

袴田 武史 氏 受賞コメント
特別な賞を設立くださりありがとうございます。私たちは世界でも類を見ないチャレンジをしていると自負しています。日本でも世界に向けてチャレンジできる土壌をつくっていきたいと考えており、今後もグローバルでも認められるよう取り組んでいきたいです。

 
補足:表彰カテゴリーについて

<対象となるアントレプレナー像>
社会に対して革新的な価値をもたらしたすべての事業家
・ 創業者
・ 代々続くファミリービジネス(同族経営企業)で経営に革新をもたらした事業家
・ 革新的な経営で成果を挙げた事業家
・ 日本で起業した外国人事業家

Master Entrepreneur Of The Year 部門
・ 業界や市場を代表する存在で、社会に長期的価値をもたらしている
・ すべてのアントレプレナーのロールモデルとなる存在
・ 海外で企業活動を展開し、グローバルな影響力を有する
・ ビジネスモデルの競争優位性・技術力・マーケティング力が国内外で注目されている

Exceptional Growth 部門
・ 事業を成功に導き、注目度が高まっている、あるいは注目されている存在
・ 後進のアントレプレナーのロールモデルとなる存在
・ 海外で一定の影響力を有し、さらなる展開・拡大を予定している
・ 革新的な技術やビジネスモデルによって事業を展開し、成果を挙げている
・ 著しい成長を遂げた、あるいは成長途上であり、今後さらなる成長が期待されるアントレプレナー

Regional Vitalization Leader 部門 
地域で実績を挙げ、さまざまな貢献をもたらしている
地域発の新たな価値、唯一無二の価値などを創出し、日本や世界へ影響を及ぼしている
伝統とイノベーションの融合により、日本や世界に誇れる技術力やビジネスモデルを有し、持続可能な経営を実現している
雇用を生み出し、コミュニティと共に成長を続けることで長期的価値をもたらし、地域社会を創っている

補足:選考基準について
書類選考を経て、日本代表選考委員による選考インタビューが行われた後、最終決定がなされます。選考の際に特に重視される点は以下の項目です。

Long-term Value 長期的価値を追求し、実現していること


1 Entrepreneurial spirit(アントレプレナー精神)
•より良い社会を創造するチャンスを見極めることができる
• ビジョンを実現するためにリスクを取っている
• 大きな障害や困難を乗り越えるための勇気、不屈の精神、立ち直る力を持っている

2 Purpose(パーパス)
•パーパスとビジョンのために、自らと組織が全力を注いでいる
• 持続可能な将来のビジネス戦略を推進している
• ステークホルダーやエコシステム(消費者、従業員、サプライヤー、政府、コミュニティ、投資家、株主など)
の全体にわたる長期的な価値を創造し、保護している

3 Growth(成長)
• 市場シェアを拡大し、新市場に進出している
• 高い業績を上げている
• 多様な人材を集め、育成し、保持するために投資をしている
• 新しい手法や技術の先駆者となるようなイノベーションを生み出す組織風土を構築している

4 Impact(影響力)
• サービスを提供するクライアントに良い影響を及ぼしている
• 強固なコミットメントや具体的な戦略に基づき、持続可能な環境・社会・ガバナンス(ESG)を実践している
• 多角的な視点を持って、ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス(DE&I)を積極的に推し進めている

 

選考委員

選考委員長
・藤森 義明 氏
CVCキャピタルパートナーズ日本法人 最高顧問
武田薬品工業株式会社 社外取締役/ボストン・サイエンティフィックコーポレーション 社外取締役
日本オラクル株式会社 取締役会長

選考委員(氏名50音順)
・ 石井 芳明 氏
経済産業省 大臣官房参事
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 創業・ベンチャー支援部 審議役 兼 ファンド事業部 審議役

・ 各務 茂夫 氏
一般社団法人日本ベンチャー学会 会長
東京大学 大学院工学系研究科 教授

・ 河野 貴輝 氏 
株式会社ティーケーピー 代表取締役社長
EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2017 ジャパン 日本代表

・ 高岡 本州 氏 
株式会社エアウィーヴ 代表取締役会長 兼 社長 
EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2016 ジャパン 日本代表

・ 谷本 有香 氏
Forbes JAPAN 執行役員 Web編集長

・ 渡辺 洋行 氏 
B Dash Ventures 株式会社 代表取締役社長 
一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会 副会長

 

<EYについて>
EY | Building a better working world
EYは、「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)としています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。
150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。
アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。
EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。

<EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは>
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、より良い社会の構築を目指し、目標に向かってまい進するアントレプレナーの努力と成功をたたえる国際的な表彰制度です。EYはこの活動を通じ、世界60カ国、145都市を超える国や地域を代表する素晴らしいアントレプレナーの素顔とその功績を国内外に発信し続け、現在、世界で最も名誉あるビジネスアワードとして認知されています。日本では2001年より、EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパンを開始し、今年で23年目を迎えます。これまでに約300名にものぼる素晴らしいアントレプレナーを多数紹介・表彰し、世界へ飛躍するための活動を奨励しています。本プログラムを通じて、アントレプレナーの支援、次世代のアントレプレナーの輩出、歴代受賞者のコミュニティ構築やアントレプレナー同士の交流の促進等、新たな価値の創出のためのサポートを推進してまいります。

 
<EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(WEOY)とは>
EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、世界各国で社会に貢献しようと挑戦を続けるアントレプレナーたちをたたえる場として、2001年より毎年6月に開催されています。世界約60カ国145都市を超える国や地域より選出された代表のアントレプレナーをたたえ、”The best of the best”としてその年の世界を代表するEYワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーのアントレプレナー が選出、表彰される国際的なイベントです。