スズキジャパンカップ2023第40回全日本総合エアロビック選手権大会,全国大会11月12日 大会結果
エアロビック競技選手の日本一が決定
2023年11月16日
日本エアロビック連盟
エアロビック競技の国内最高峰「スズキジャパンカップ2023第40回全日本総合エアロビック選手権大会全国大会」[主催: (公社)日本エアロビック連盟、会長 遠藤 利明]が、11月12日(日)東京都・大田区総合体育館で開催されました。 <公式サイト https://www.aerobic.or.jp> 全国大会には、国内の各地区大会などを勝ち抜いた選手たちが、シニア5部門、ユース6部門にのべ153名が参加。全11部門でエアロビック競技の日本一が決定いたしました。
第40回の節目の大会、会場は応援に駆けつけたご家族・関係者、エアロビックファンで来場者は1,000人を超え、会場は熱気に包まれました。大きな声援と拍手から、選手たちは力をもらい、日ごろの練習の成果を存分に発揮し、素晴らしい大会となりました。
こちらの模様は、NHK BS1 11月26日(日)11時から放送予定です。テレビで選手たちの素晴らしい演技をぜひお楽しみください。主な結果は、以下の通りです。
<シニアの部>
男子シングル部門は斉藤瑞己選手が10回目の優勝、女子シングル部門は北爪凜々選手が復帰後3連覇!
男子シングル部門では、今大会最高の難度点3.600点*をマークしながら、音楽のテーマにマッチした構成と動きで力強くも軽快なステップで踊りきった斉藤瑞己選手(群馬県太田市/SKJ)が、21.050点で優勝。史上最多の優勝回数を10回に伸ばしました。
女子シングル部門は、北爪凜々選手(群馬県太田市/SKJ)が電撃引退から復帰後3連覇を達成。「見ている方の心に残り続ける作品」をテーマに挑んだ演技は、芸術点*で今大会唯一の9点台を叩き出し、素晴らしい演技で観客を魅了しました。
シニアの部最高得点者の北爪選手には、第34回大会、第38回大会に続く3回目の文部科学大臣杯が贈られました。
ぺア部門では、男女シングル部門で優勝した斉藤・北爪ペア(群馬県太田市/SKJ)が安定した完成度の高い演技で優勝し、史上初の3連覇を達成しました。
トリオ部門では、「男女ミックスならではのコラボレーション」が見どころと語った殿下・吉本・入江トリオ(OSKスポーツクラブ)が0.150点差という接戦を制して初優勝しました。
5人組のグループ部門では、トリオに続きOSKスポーツクラブの殿下・吉本・入江・岡本・海原組が優勝。上位2チームの使用音楽が重なるという珍しい展開でしたが、男女構成比が自由という部門の特徴を活かし、大河ドラマ『鎌倉殿の13人 』を表現した演技に会場が沸きました。
<ユースの部>
ユース2女子シングル部門は佐阪真那選手が2連覇!
ユース2男子シングル部門は、音楽の持つ世界観を表現した川畑光佳流選手(熊本県合志市/Team OHMURA)が初優勝。
ユース2女子シングル部門は、ユース1女子シングル3連覇の知崎百華選手との激戦を制して、佐阪真那選手(大阪府泉南郡/くまとりA.G.C.)が勢いのある演技で2連覇達成。
ユースの部最高得点18.550点の佐阪選手には、NHKグローバルメディアサービス杯が贈られました。
ユース2トリオでは、ユース1トリオで昨年優勝の岡・知崎・中島トリオ(愛知県/AE刈谷)が一致性の高い演技で初優勝しました。
ユース1女子シングル部門は、スズキワールドカップ2023を制した高橋奏葉選手(群馬県前橋市/エアロビックアスリートチーム ジムナ)が国内で念願の初優勝。
ユース1男子シングル部門は原島侑希(群馬県太田市/SKJ)選手、ユース1トリオ部門は遠坂・小
堀・山下トリオ(群馬県太田市/SKJ)が初優勝と、ユース1では群馬県勢の活躍が目立ちました。
【注釈】
*難度点…実施されたエレメント(技)の難しさを評価。部門毎に実施の可能数などが決められています。
*芸術点(10点満点)…演技構成や音楽と振り付けの一致性や、選手の個性などの芸術面を評価。
さらに実施点(10点満点)…すべての動きの正確さや美しさと組み物の一致性などの技術面を評価。以上を加算し、ラインアウトなどの減点を合わせて最終得点となります。
◆今大会は2024年開催の「スズキワ-ルドカップ」をはじめ国際大会派遣選考会を兼ねています。
「スズキワールドカップ2024」は、2024年5月25日(土)・26日(日)の2日間、横浜武道館(神奈川県横浜市)で開催予定です。
<大会概要>
大会名:スズキジャパンカップ2023第40回全日本総合エアロビック選手権大会
開催日:2023年11月12日(日)
主催: 公益社団法人日本エアロビック連盟 (JAF=Japan Aerobic Federation)
後援: スポーツ庁、東京都、大田区、公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人日本体操協会、スズキ株式会社、株式会社NHKグローバルメディアサービス