日本液炭株式会社 宇部工場の使用電力全量をCO2フリー電力に切替え
液化炭酸ガス及びドライアイスの製造を行う大陽日酸のグループ会社
日本酸素ホールディングスグループの日本産業ガス事業会社である大陽日酸株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:永田 研二)のグループ企業の日本液炭株式会社(本社 東京都港区 代表取締役社長:遠藤 祐喜)は、液化炭酸ガス及びドライアイスを製造している宇部工場(山口県宇部市)の使用電力全量を2024年6月1日から、中国電力株式会社が供給する、CO2フリー電力に切り替えます。これにより1年間の電力使用量に対するCO2発生量は約 7,200トン削減されます。
宇部工場では隣接企業のアンモニア製造時の副生ガスを原料として、液化炭酸ガス及びドライアイスを製造しております。今回の切り替えにより同工場からの製品は、副次再生原料とCO2フリー電力※で生産されることになります。
※発電時にCO2を排出しない再生可能エネルギー電源(水力、太陽光など)に由来するCO2フリー価値付きの電気のこと
大陽日酸グループは、事業活動全般における環境負荷低減に努めており、事業基盤を担うガス生産工場のエネルギー原単位の削減、ガス輸送用のタンクローリーの輸送効率化、事業所における省エネルギーの実現、再生可能エネルギーの利用拡大などを推進しております。また、地球環境保全に寄与する製品を開発、市場に提案することで、事業活動を通じた地球環境改善への貢献をめざします。
日本液炭のCCU について詳しくはこちら https://www.n eco.co.jp/carbon_neutral/
【会社概要】
大陽日酸株式会社
事業内容:酸素・窒素・アルゴン等各種産業ガス、LPガス、医療用ガス、特殊ガスの製造・販売及び溶断機器・材料、各種ガス関連機器、空気分離装置の製造・販売、電子部品の組立・加工・検査、設備メンテナンス
創 業:1910年10月30日
設 立:2020年2月4日
資 本 金:15億円
株 主:日本酸素ホールディングス株式会社(出資比率100%)
売上収益:4,143億円※
※日本酸素ホールディングス㈱2024年3月期の日本セグメントの売上収益
日本液炭株式会社
事業内容:炭酸ガス、ドライアイス、各種混合ガス の 製造 ・ 販売 、アドブルー ® の 販売
創 業:1923年6月1日
設 立:1925年6月21日
資 本 金: 6 億円
株 主:大陽日酸株式会社(出資比率 85%)