積水ハウス、「積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社」を設立
オープンイノベーションを通じた事業創造に取り組む新会社
2024年2月1日
積水ハウス株式会社
2024年2月1日、「積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社」(以下、積水ハウス イノコム)を設立しました。積水ハウス イノコムは、未来を変革する事業を創出し、「住まいと暮らし」にまつわる社会課題の解決を実現していきます。同時に、事業創出を通して積水ハウス イノコムと関わる人財の価値を高めてまいります。さらに、4月にコーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンド(以下、CVCファンド)を設立、今秋にはオープンイノベーション施設「InnoCom Square(イノコム・スクエア)」を開設し、積水ハウス イノコムで運営していく予定です。
■積水ハウス イノコム設立の背景
2020年に発表した “「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、「住」を基軸に、ハード・ソフト・サービスを融合した提案を行い、人生100年時代の住まい手価値を創出するグローバル企業への変革を進めています。
社内では、長期的な成長に向けて「イノベーション&コミュニケーション」を合言葉に、2021年より、社員からアイディアを募り事業化を目指す、全従業員参画の創発型表彰制度「SHIP」*を整備してきました。
今後、積水ハウスグループの技術、顧客基盤、データ、人財を活用したオープンイノベーションのさらなる推進と人財育成に向け、積水ハウス イノコムを設立するに至りました。
*創発型表彰制度「SHIP」について:https://www.saiyo-sekisuihouse.jp/project/04/
■オープンイノベーション推進に向けた、積水ハウスグループの施策
「社会課題」×「住まいと暮らし」からテーマを創出し、積水ハウスグループの歴史の中で培ってきたコアコンピタンス(技術力、施工力、顧客基盤)を最大限に活かしつつ、企業、地方自治体、教育機関などの外部パートナーとの協業による価値創造を加速させるため、人財、資金、施設の3つの要素を整備します。
①人財:革新的なアイディアは、様々な価値観を持つ人財が集まり互いに切磋琢磨する中から生まれるという考えのもと、積水ハウス イノコムに社内外の多様なバックグラウンドや専門知識を持つメンバーを集めました。
②資金:CVCファンドを設立し、有望なスタートアップ企業への投資を行うことで、新たな技術・サービスやビジネスモデルの事業化を支援します。
③施設:2024年5月竣工予定の「赤坂グリーンクロス」内に、オープンイノベーション施設「InnoCom Square(イノコム・スクエア)」を今秋開設し、産官学が集う価値創造の場とします。
以上、3つを有機的に結び付け、オープンイノベーションを推進していきます。
■会社概要
会社名 |
積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社 |
所在地 |
〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目15-1 |
設立日 |
2024年2月1日 |
資本金 |
1億円 |
株主 |
積水ハウス株式会社 100% |
代表取締役 |
辰井 伸洋 |
URL |
■CVCファンド概要(予定)
ファンド名 |
積水ハウス投資事業有限責任組合 |
所在地 |
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-5 |
設立予定日 |
2024年4月 |
組合存続期間 |
10年(2024年4月~2034年3月予定) |
ファンド規模 |
50億円 |
組合員・出資関係 |
無限責任組合員 株式会社AGS コンサルティング:0.2% 有限責任組合員 積水ハウス株式会社:99.7%、 積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社:0.1% |
※詳細は設立次第お知らせいたします。
(参考)株式会社AGS コンサルティング(https://www.agsc.co.jp/)
■オープンイノベーション施設の概要(予定)
施設名 |
InnoCom Square(イノコム・スクエア) |
所在地 |
〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目 赤坂グリーンクロス |
稼働予定日 |
2024年秋 |
※詳細は稼働次第お知らせいたします。
(参考)赤坂グリーンクロス(https://akasaka2-office.jp/)